47: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/18(土) 00:27:58.44 ID:x25tlFGs0
僕が思っていたよりも身体に疲れが溜まっていたらしく、
目が覚めた時にはもう静けさが辺りを包み込んでいた。
時計を確認するとまだ、ぎりぎり道の駅がやっている可能性のある時間だった。
登るときに軋んだ段を飛ばして、階段を降りる。
出来るだけ音を立てぬように家を出て、追手から逃げるような勢いで
走りだす。
肺が痛くなるのも構わず、足がもつれるのも構わず、
ただ、道の駅を目指して僕は駆けていく。
度々、クラクションを鳴らされながらも、どうにか怪我一つなく
道の駅までたどり着くと、ちょうど女がシャッターを閉めようとしているところだった。
68Res/39.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。