過去ログ - モバP「いいお酒が手に入ったので」その2
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◆eBIiXi2191ZO
[saga]
2014/01/21(火) 17:43:30.68 ID:UALoVANY0
漠然と思ってきた。アイドルって、どこまでやれるものなのだろう、と。
ただひたすらに、成し遂げるという想いひとつで走ってきた。
そして気づいた。
アイドルに、期限も限界もないのだ。偶像(アイドル)として求められる限りは、ずっと。
ただ。
楓「凛ちゃんはこの先に広がる、無限の可能性を見つめてる」
楓「私は、足元をふと見てしまった。そして、そこに満足してしまった」
楓「そうしたら、その先が見えなくなってしまったの」
凛「楓さん」
楓「私はね。自分で限界を作ってしまったの。見えない先を、期待しながらわくわくできなくなった」
楓「凛ちゃんはもっと伸びる。この先、もっとわくわくできる」
凛「楓さん! そんなこと」
私は再び、凛ちゃんを制止した。
楓「凛ちゃんたちとの縁を手放すつもりはないわ。でも」
楓「もう、決めたの。私は凛ちゃんのいちファンでいよう、って」
楓「固い決心というほどしっかりしたものじゃない。今だって凛ちゃんに説得されて揺らいでる」
凛「……」
楓「でも、私の見た渋谷凛は、私のずっと先を走ってる、そんな存在」
楓「私は、ただ単純に、凛ちゃんのこの先が見たいんだ」
楓「老後の楽しみって言ってもいいかも、ね?」
私はウインクをひとつ、凛ちゃんに投げた。
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