過去ログ - モバP「いいお酒が手に入ったので」その2
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34: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2014/01/30(木) 18:14:04.98 ID:n31C38Eq0

奈緒「なあ、凛」

凛「なに?」

奈緒「凛の言うことって、いちいちかっこいいよな」

 奈緒ちゃんがうっかりそんなことを口にする。とたん。
 凛ちゃんがひきつったような表情をし。
 加蓮ちゃんが「踏んだ……地雷踏んだ」とつぶやき。

凛「ねえ奈緒」

 声のトーンが低い。正直、怖い。

奈緒「な……なにかな」

凛「私の言うこと、そんなにかっこいい、かなあ?」

 奈緒ちゃんも察したのか、言葉をのんでこくこくとうなづいている。

凛「そうね。私、ずっと、ずーーっと、気にしてるんだあ」

凛「Pさんに同じ指摘されてから、ずーーーーっと、ね」

 奈緒ちゃんの顔色がみるみる青くなる。
 凛ちゃん、ドス効きすぎ。

凛「奈緒に選ばせてあげるね」

凛「私がいいって言うまで、パシリ」

凛「私がいいって言うまで、ネコミミ三昧」

 奈緒ちゃんは完全にのまれている。加蓮ちゃんは笑いをこらえてうずくまった。

凛「どっちが、お好み?」

奈緒「……え、えーと」

 私は悟った。凛ちゃんの臨界点を超えた怒りは、恐ろしい。
 凛界点、なんちゃって。
 さて、奈緒ちゃんがどんな選択をしたか。私の口からは言えません。

 彼女たちと一緒にできるのも、あと2か月。


     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



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