過去ログ - 魔法少女は衰退しました
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893: ◆HYvP9smHgsVn[saga]
2014/05/14(水) 21:20:53.07 ID:Xki2Yhpp0


さやか(――――だから)

杏子「う、ぐ、うぅぅぅ……!」

さやか(心が綺麗になって、争いを嫌がるようになった今の杏子ちゃんは、もっと怖い想いをしている筈なんだ)

さやか「だったら、雑で、空気を読まない、あたしが、」

さやか「怖がってられるかああああああああああああああっ!!!」

天使【!】ブンブンブンッ!!

さやか「ぐっ! ぐぅ、ぐ、がっ、ああっ!?」

杏子「美樹様……」

杏子「も、もう、逃げて、ください!」

杏子「こんな大きなものに、勝てる訳が……」

さやか「逃げない……」

杏子「え……」

さやか「あたしは、逃げない」

さやか「杏子ちゃんを助けるまで、逃げる訳にはいかない!」

天使【ァ――――アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!】

さやか「っ……!」

さやか「ああ、泣きたくなるよね……」

さやか「アンタが悪くないのは、知ってる……生まれたがっているのも、知ってる……」

さやか「呼ばれたから来たのに、勝手に嫌われて、勝手に追い払われて……」

さやか「悲しいよね……悪いのは、巻き込んだあたし達の方だよね」

さやか「でもね、本当に悪いけどね……まだその『席』は……」

さやか「開いて、ないん、だ……」

さやか「まだその席をアンタに渡す訳には、いかないんだよっ!!」

天使【アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!】ドンッ!

さやか「ご、ああああああ!?」

杏子「……!?」




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