過去ログ - 魔法少女は衰退しました
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906: ◆HYvP9smHgsVn[saga]
2014/05/14(水) 21:46:05.38 ID:Xki2Yhpp0


マミ「ええ……半分ぐらいしか原型が残ってないわ」

さやか「戦い、激しかったから……」

ほむら「いやぁ、学校壊しちゃったのは久しぶりですよー。あっはっはっはっ」

杏子「久しぶりってなんだよオイ」

まどか「前にも壊したことあるの?」

ほむら「あれは確か小学六年生の夏でしたかねぇ。遠足が面倒で学校が休みになればと思い」

さやか「うん、それ以上言ったらあたしはアンタを警察に突き出さなきゃいけなくなるからね?」

杏子「コイツ、ひょっとしてあたしより悪い事してんじゃ……」

マミ「否定出来ないわね」

まどか「ちょい悪って素敵……」

杏子「ちょいで済むの?」

マミ「それは否定出来るわ」

ほむら「ま、今回は不可抗力です。それに今後の事を考えると、学校が休みになった方が色々と好都合でしょう」

まどか「今後の事?」

ほむら「ええ」

ほむら「実は妖精さんに頼んでいた特大の発明がいよいよ大詰めでして」

ほむら「最後の最後で変な方向に行かないよう、出来る限り頻繁に見ておきたかったんです」

ほむら「アレさえ完成してしまえば、インキュベーターがこの星で何をしようと無駄になります」

ほむら「だからこそ、些細なミス……いえミスなんて絶対にしませんけど」

ほむら「余計なトラブルは避けたいところなんですよ」

さやか「そういえば、ちょっと前にもそんな事言ってたよね」

ほむら「ま、やる事はお菓子を配りつつ妖精さんから話を伺うぐらいですので」

ほむら「余った時間は存分に遊びほうけるとしましょうか」

まどか「もう、ほむらちゃん。ちゃんと自習しないと駄目だよ?」

ほむら「えー……面倒臭い」

ほむら「いざとなったら学習装置を使って知識を頭の中にインストールするのに……」

さやか「何それ羨ましい」




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