19: ◆111HBuO8jI[saga]
2014/01/21(火) 01:26:40.96 ID:DzawdJKv0
暗くなる視界をビンタで明るくさせながら彼女の手からブツをかっさらう。
「あ! なにするのー!!」
「なにするのー!!じゃねぇ!! なにやってんだ! 兄貴の痴態をなぜそうも広めようとする!?」
「ご飯食べながら見ようと思って。」
「そんな不謹慎極まりないことはやめなさい!」
あらん限りの力を使って彼女を説得する。
本来なら優しく「ね? 兄貴のライフはもう0よ?」と諭す場面。しかし、今日は、今日だけはそんなことを言ってる場合じゃないのだ。
今日は、一週間に一度の特別な日。俺の憩いの日だ。それがこんなことで潰され__
「ナオー、来たわよー」
幸せの象徴は、ドアノブをひねり、俺の元へと現れた。
その目は、しかと俺の左手に注がれている。
目のハイライトが、消えて行き……
「サヨナラ」
「いや、違う!! 色々違う! お願い麻紀待ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
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