過去ログ - 【安価】男「○○大学就職支援課」 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】男「○○大学就職支援課」

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1: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 20:11:12.11 ID:4GoZTdWX0
◇SSは２作目

◇とってもまったり進行

◇あまりにもあり得ない内容の安価は安価下

◇時折安価混じり、安価じゃない部分も時にはある予定

◇地の文時々、基本は台本

見切り発車ですがやっていきたいと思います。

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2: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 20:14:09.30 ID:4GoZTdWX0
女「あー、働きたくないですー」

男「これから就職活動をする学生のお手伝いをするのに、そんなこと言わないでください」

女「じゃあ、男さん。今すぐ帰っていいですよと言われても仕事しますか？」

3: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 20:24:36.37 ID:4GoZTdWX0
↑の安価内容からお悩み内容ってのを取り除きたいと思います。

性別と学年(１～４年生or既卒を記入していただけると幸いです)

安価下

4:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga]
2014/01/19(日) 20:34:47.61 ID:QDM6KGpG0
男4年間違えて893な事務所に履歴書を出して合格してしまった穏便に断る方法を知りたい

5: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 20:40:16.61 ID:4GoZTdWX0
安価ありがとうございますー書いていきます。

男学生「すいませんっ！緊急なんですっ！助けてくださいっ！」

女「ちょ、ちょっと落ち着いてください。どうしたんですか？」

6: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 20:43:17.92 ID:4GoZTdWX0
女「それではお願いします。男さん」

男「ちょ、ちょっと待って下さい。僕だって893な方々とのお付き合いなんてありませんよ！」

女「それでは私が893な方々の事務所で到底乙女の口からは言えないような事態になっても良いと？」

7: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 20:48:14.39 ID:4GoZTdWX0
男「お待たせしました」

男学生「早く何とかしてくださいっ！このままじゃ僕……」

男「まあまずは落ち着いてください。はい、深呼吸してください」

8: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 20:52:38.92 ID:4GoZTdWX0
男学生「こんな事業内容の通知なんて、893な事務所以外あり得ません！だから……」

男「確かに、これを見る限りはどこかの海に沈む覚悟が必要そうですね。お断りするにしても入社するにしても……」

男学生「そうなんです。でもそんなことになったら、親に顔向けができません！どうにかできませんか？」

9: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 20:55:55.79 ID:4GoZTdWX0
男「女さん、この事業内容の下に書いてある電話番号をインターネットで検索してみてください」

女「えー。調べてどうするんですか？指の詰め合わせを私に見せて卒倒させようとしているんですか？無駄ですよー」

男「……やめてください。想像したじゃないですか。大丈夫です。調べればわかりますよ」

10: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:00:04.74 ID:4GoZTdWX0
男「お待たせいたしました」

男学生「そ、それで、大丈夫なんですか？」

男「大丈夫ですよ。今、インターネットでこの紙に書いてある電話番号を検索したところ、有限会社○✕商事という会社のサイトが引っかかりました。聞き覚えは？」

11: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:04:54.67 ID:4GoZTdWX0
男「これも、それを試すための選考だと思います。冷静になって考えてみれば、893な事務所なんて通常の就職活動をしている中で応募することはあり得ません。履歴書の送付を求められるとは思いませんし、通常の新卒採用のサイトに就職情報が掲載されることもまずないでしょう。そして、893な事務所の方がわざわざご丁寧に事業内容を記載した合格通知書を送付すると思いますか？」

男学生「……いえ、ありえないと思います」

男「そうですよね。つまりこれは、まあ、非常に悪趣味ではありますが、この合格通知書に対するあなたの対応を確認したいという企業の選考の一つだと思います」

12: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:07:41.24 ID:4GoZTdWX0
微妙に安価内容にアレンジを加えてしまったような気がしますが申し訳ありません。

こんな感じでひょこひょこ進めていきたいと思います。

では次の人を下１で（性別、学年1～4年または既卒、就職支援課に来た理由）

13:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/19(日) 21:09:27.11 ID:U6Wf+jSFo
女子　３年　海外に就職希望

14: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:12:52.75 ID:4GoZTdWX0
女子　３年　海外に就職希望ですね、了解です。

男「……朝からなかなかに奇特な相談でした……」

女「お疲れ様でーす。いやあ、男さんの背中に昇り龍が描かれるんじゃないかって期待してたんですけどね」

15: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:16:38.10 ID:4GoZTdWX0
女学生「ちょっと相談、よろしいですか？」

男、女「は、はいっどうぞ」

女学生「クスッ、お二人は仲良しなんですね」

16: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:22:56.06 ID:4GoZTdWX0
女学生「実は……イギリスで働きたくて……」

女「イギリス！霧の街！ロンドン！……テンション上がりますなあ」

男「女さん、これ以上騒ぐとノーダッツ１週間です」

17: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:27:24.46 ID:4GoZTdWX0
女学生「ありがとうございます。実は、イギリスに彼が住んでいまして……」

女「国際！れんあ……失礼しました。続けてください」

女学生「わ、わかりました。大学を卒業したら一緒に住もうと彼が誘ってくれていまして……。それでどうにか方法がないものかと」

18: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:35:52.85 ID:4GoZTdWX0
男「イギリスという国は基本的に移民に厳しい国です。移民に寛容なフランスやドイツと比べると一目瞭然です。就労ビザの取得等の難しさにもその傾向は反映されています。仮に女学生さんがイギリスで働くとすると、一定程度のスキルがあるか起業などの価値の高い仕事ができるという条件が必要になります」

女「じゃあ、イギリスに就職するのは難しいんですか？……愛し合ってる二人なのに……」

男「女さん、気持ちはわかりますがまだ続きがあります。イギリスのビザを取得するのには外にも方法があります。例えば、学生であれば学生ビザ、派遣労働者には派遣労働ビザ……。ただ、これらは女学生さんの条件を考えるとあまり現実的ではないと思います。それでも、唯一現実的な方法があります」

19: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:38:17.54 ID:4GoZTdWX0
女学生「そういう……ことだったんですね……」

男「ええ。そういうことです」

女「結婚かあ……。お仕事と違って簡単に辞めますって言えないですね」

20: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:41:43.47 ID:4GoZTdWX0
男「ふう……」

女「今日の相談は何とも濃ゆいですね」

男「ええ、そうですね」

21: ◆ukweaVAfH6[saga]
2014/01/19(日) 21:46:07.03 ID:4GoZTdWX0
女「……いたっ！」

男「お仕置きです。女学生さんの相談の時、すっかり少女漫画を読む乙女の状態になっていました。あくまで、私達は冷静に学生の相談に応じることを求められています。気持ちはわかりますが抑えてください」

女「……はい」

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