過去ログ - 穂乃果「私達のラブライブは!」海未「まだまだ続きます!」ことり「その九だよ!」
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179: ◆rX.c0AA6LikW
2014/01/20(月) 23:29:00.43 ID:jzjFVBqo0
「はぁ……」

自ら出した真っ白な息を見詰め、憂鬱な気分になりまた溜息を吐いた。
もうこんなのを一時間、いやそれ以上続けていた。
何故冬はやってくるのか。
今の季節から、春告妖精が恋しくなる。

そこで、遅れてやってきた来客者。
空をじーっと睨んでいると、やや困り顔で空を割いて現れたのは、八雲紫。この幻想郷の管理者だ。

要件がわかっていた私は項垂れたまま、唸るように言った。


「……私のせいじゃないわよ」

「まだなにも言ってませんよ、霊夢」

「うるっさいわね……で、今回は何人なの?」

「9人」

「は?」

「だから、9人よ、9人」

その数字に、私は炬燵に貼り付けていた顎を飛び上がらせる。

「9人って……!?」

「前代未聞よ、まさか結界がここまで曖昧に緩んで来ているとはね……」


今、私が紫と話しているのは、博麗神社と八雲紫による外との繋がりを遮断する結界が年々曖昧なものになっているという話なのだが、ここでは割愛しよう。

問題はそこではない。
今言ったように、結界が曖昧になり、弱まることで起きる「幻想入り」と呼ばれる現象は、ここ幻想郷に、外の世界から人が迷い込んでくることを指すのだが、通常これは多くて3人くらいなのだ。
それが9人……ということは、この幻想郷が、その「9人分」外の世界に近付いてしまうということなのだ。


「私ちょっとそいつらに会ってくる!場所は!?」

「はぁ……だらけているのか真面目なのか……人里よ、今はあの石頭の教師が保護してるみたいね……あとはあの不老……って」

「人の話は最後まで聞きなさいよ……全くあの巫女は」







こんな感じの出だしでどうですかね


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