過去ログ - 貴音父「娘はアイドル」
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10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/20(月) 23:28:46.30 ID:uoPFj+HD0

招き入れられた事務所の中は、こじんまりとしていた。
ある意味では、生活観の滲み出ている空間である。
音無と名乗った女性の入れてくれたお茶の味は、何だか落ち着くものだった。
彼女だけに名乗らせても不公平だ、私も名乗ることにした。

「……貴音ちゃんの、お父さん!?」

驚いた様子の彼女だが、何が不思議なのだろうか。

「……いえ……貴音ちゃんは、自分のことをあまり話さない子ですから、その……」

だろうな、と思った。
昔から、娘はあまり言葉数の多い子ではない。



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