過去ログ - 貴音父「娘はアイドル」
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18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/20(月) 23:33:56.48 ID:uoPFj+HD0

娘は、私のことを、抱きしめた。
暖かな感触に思わず、小さな頃の貴音を思い出し、大きくなったものだと感じた。
その後、貴音はどこへと行くでもなく、不意に姿を消した。
我が娘ながら、不思議なものだ。
そして、私は予定通りの時刻に家路へと着いた。
短い、ほんの短い娘との邂逅だったが、娘の気持ちは、私に伝わってきた。
帰りの電車の中、私は娘の表情が、しばらく忘れられそうになかった。
日付が変わる頃に家にたどり着くと、私の帰宅を待っていたらしい妻が、玄関口に立っていた。




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