過去ログ - 非日常も悪くないと思える今日この頃
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22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/08(土) 20:09:15.72 ID:h+zLZj5u0
顔を真っ赤なリンゴの様に赤く染めて差し伸べられた手を握っていると横から、そういえば、と言って彼女が会話に入ってきた━そもそも会話という会話をしてはいなかったが━ので顔を向ける。
「まだ私達自己紹介して無かったね」
「そ、そうですね…」
「え、なにそれ?じゃあなんでこの子ここに連れてきたの?!」
春がもっともなことを述べる横で苦笑気味に自分の名前を述べる。
「燐火・D・ミレイアよ、燐火って呼んでね」
「節美宗助です」
よろしく、と言って差し伸べられた手を取って、こちらこそと言って挨拶は終わった。
実に簡潔だが、これ以上に必要なことはないと思い燐火は冷蔵庫からお茶と棚からコップを三つ出してテーブルの上に置き
コップの中にお茶を注ぐ。
「あ、それとあそこの精神年齢子供のおっさんは『ベル・アント』。見た通りの変人だ」
お茶を注ぎ終え宗助の前にコップを置き横のテレビに熱中している男の名前を教えて宗助の横に腰かけた。
それからは特に話すこともなく三人はテレビを横目にお茶を飲んでいた。
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