過去ログ - 貴音「私は、アイドル」
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6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 22:28:31.70 ID:wTtaWsb20

じいやから渡された鍵の住所にたどり着くと、既に部屋の中には、私の私物がいくつか運び込まれていました。
必要最低限の、衣食住を満たすその部屋。
かといって、あばら家というわけではなく、必要以上に豪華なわけでもなく。
しかし、近代的な防犯設備を整えたこのマンションを選んだのは、じいやではなく、女中の橋本だったのかもしれません。
窓を開けば、高層建築と雑多な建物が犇く都内を一望できる小高い丘の上。
これなら、夜も月がよく見えそうだと感じました。
しかし、私はどうすれば良いのか。
高みを目指すとは、いかなる方法で成し遂げられることなのか。
何も見えないまま、突き進んでいいものか。
そう思いつつ、私は、初めて訪れた東京という都市を、歩いてみることにしました。




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