31: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:41:39.25 ID:b71krqbf0
「おまえとやっててもたのしくないんだよ!」
綿密に練り上げたプランをもう1度しっかりシミュレーションしている最中だった。
通り過ぎる手前、それははっきりと聞き取れた。
かつて自分に刃を向けた言葉と全く同じものだ。
「そうだ! まじめにやりたきゃかってにしろ!」
「おれたちはふつうのサッカーしたいんだよ!」
ボールを強く蹴り飛ばす音が聞こえる。
そうやって複数の足音が遠ざかっていく。
私は心配になって、まるで自分を見るかのように少年に目をやった。
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