過去ログ - P 「霧が…」
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22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/23(木) 11:37:39.13 ID:VUfA5QuSO
「一体どうしたんだ、千早…」

千早は肩で息をしながら答えた。

「霧の…」

「えっ?」

「霧の中から…怪物が…」

一瞬、プロデューサーは千早が頭が弱くなったのかと思った。

だが…ぼろぼろに破けた服がそれが実際にあった事を物語っていた。

「…取り敢えず着替えよう。詳しい話はまた後でな。」

千早を着替えさせている間、プロデューサーはまだ帰ってこない貴音と響の事を心配していた。

「プロデューサーさん、どうしたんですか?」

音無小鳥が不安そうな顔をして近付いてきた。

窓の外を眺めて小鳥はひっ、と悲鳴を上げた。

「な、何ですか、これ…」

「すいません、俺も分からないんですよ…何でこんな事が…」


事務所から外は全く見えなくなっていた。


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