47:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/24(金) 11:35:37.57 ID:Spbq+GLSO
「どうしました、音無さん!」
駆け付けたプロデューサーが見たのは机から離れ震えている小鳥の姿だった。
「ま、窓に…」
「窓に!?」
震える手で指差された方向を見ると霧と同じ色をした灰色の巨大な蟲が窓に貼り付いていた。
「う、うわわ」
見ていると蟲はどんどん集まってくる。
(な、何でこんなに…)
プロデューサーの頭の中に突如灯火に集まる蛾が過った。
(そうか!電気に…!)
「音無さん、電気を全て消してください!」
「ええっ!?」
「いいから!!」
小鳥が電気を消した。
(合っていてくれ…!)
電気を消して暫くすると、蟲のシルエットが次々と離れていった。
「助かった…」
小鳥は大きな溜め息をついた。
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