過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十五巻
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224:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2014/04/02(水) 15:51:24.77 ID:mRM+qhfbo
トンヌラ『ふーむ。ビッグスロース。できれば、大魔道に会わせてくれないかな？』

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・れんれん『！』

ビッグスロース『えっ。わかりましたー』ﾍﾟﾛｯ

トンヌラ『ありがとう』ﾍﾟｺﾘ　　ピエローヌ『かたじけなくそうろう！』ﾍﾟｺﾘ


ヘンリー『この塔はよくわからないことばかりだし、情報収集でも考えてるのか？』

トンヌラ『うん。それに、ここが居住地ならぼくたちは闖入者だ。一言断りたい』

ミニモン『ンなの要るかヨォ。上の連中。ハナから俺らを食料としか見てねェ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ビッグスロース『もうすぐまがりかどですー。みちはひだりにつながってますー』ﾍﾟﾛｯ


【暗黒世界】　闇の洞くつ　地下5階　造魔の回廊　通路2　　西下中


トンヌラ『よくわからないといえば、氷彫刻のモデルになってる数々の魔物だけど』

トンヌラ『ビッグスロース、この氷彫刻はここで暮らす魔物を模してるのかい？』

ビッグスロース『だいまどうは、ほんものはもはやおらぬっていってますー』ﾍﾟﾛｯ

マリア『もはやおらぬ？では、いつかはわかりませんけど昔はいらしたんでしょうか』


トンヌラ『れんれん、この魔界生息の魔物をモデルにした氷彫刻ってありそう？』ﾐｱｹﾞﾙ

れんれん『マダ見当タラネエナア…。オー！？コノ鳥像ッテ、モシカシテ俺…？』ﾊﾞｻｯ

ヘンリー『へえ？どれどれ…。ホントだ。でも…ちょっと違うか…？』ﾍﾟﾀ

トンヌラ『ホーコとれんれんのほうが首が長いし、とさかと尾が立派だね』

れんれん『ギャギャギャ！ヨセヨオ。ホーコッテドイツダヨ？』ｷｮﾛｷｮﾛ

ピエローヌ『いまはにんげんかいにござる。ホーコとはものぐるいのとりなり』ﾌｩ


ビッグスロース『またまがりかどですー。みちはひだりにつながってますー』ﾍﾟﾛｯ

トンヌラ『ということは、ぼくたち基準の方角だと次は南下だぞ。みんな、用心を』

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『りょうかい！』ｼﾞｬｷｯ


【暗黒世界】　闇の洞くつ　地下5階　造魔の回廊　通路3　　南下中


トンヌラ『…異常無し。魔界の時間の概念は不明だけど、氷彫刻のモデルの魔物が、』

トンヌラ『ゆかりんの知る古代に生きてたなら、エスターク。きみがわからないか？』

エスターク『私の記憶は曖昧なものだが、いくつか気になる像はある』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

トンヌラ・ミニモン・マリア・ヘンリー『！』ﾐｱｹﾞﾙ


エスターク『造形を気にいっただけかもしれぬぞ。このあたりではその雲の像がよい』

ピエローヌ『くも……。あっ！この、にがむしをかみつぶしたかおでござるか』ﾐｱｹﾞﾙ

マリア（…ふふっ。この雲さん、かわいい）ﾍﾟﾀ

トンヌラ『アイテムってわけじゃないし、こういうことってできるのかな』ｶｯ

トンヌラは雲の魔物の氷像にインパスをとなえた！

ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・サンチョ・れんれん『「！』」


ビッグスロース『うわっ。なにとなえた』ﾄﾞｷﾄﾞｷ

トンヌラ『驚かせてごめん。識別呪文なんだ。面倒は起きないよ。…お、名称は判明』

ミニモン『ホォ？面白ェな。こりゃア何なンだヨォ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

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