過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十五巻
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238:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2014/04/03(木) 21:17:43.32 ID:vN/5cKcPo
トンヌラ『ちょっとびっくりしたけど、こういう形の食事ってあるんだね』フーム

ピエローヌ『だいまどうどのはしょくじのよごれむようでござるか?』フーム

れんれん『ダイナミック食事ダッタゼ!』バサッバサッ

マリア・ヘンリー『……………』


ヘンリー『なあトンヌラ。たまに思うけど、おまえの感覚って割と魔物寄りだよな…』

トンヌラ『え?そうかな。種族関係なく、食文化って衝撃的なこと多くない?』

トンヌラ『人倫上は魂を食う魔物ってダメなのかな。常識はちょっと自信ない…』

ヘンリー『常識を考える前に嫌悪感や恐怖感が出ねえか?怨念大好物とか言ったぜ』


マリア(……感覚の違いじゃなくて器の大きさね。理解って、愛だもの……)

マリア(やっぱりトンヌラさんはすごいわ)


トンヌラ『じゃあ、大魔道。話を再開しよう。座ってもいいかい?』

だいまどう『椅子を使うがよい』

トンヌラ『ありがとう…(スワル)…ところでここの氷ってなに?あまり冷たくないけど』

だいまどう『暮らしのために我が魔力で生成した。わしが死ぬまでは決して溶けない』


マリアはサンチョに通訳している。

サンチョ「魔力ですって?どんな魔法を使えば氷の宮殿が作れるんですかっ?」ブルッ

ミニモン「見当もつかねェ。あの大ジジイ。並の魔物じゃねェのは確かだが」ゴロリ


トンヌラ『ぼくを勇者と呼び、ぼくにはなにかの“しるし”がある……と言ってたね』

だいまどう『言った。おそらく証がある。お前のどうぐを見せよ』ミオロス


トンヌラ『このドラゴンの杖は天空の神から受け取ったものだ。神のアイテムだよ』

だいまどう『ほう。では天空の武器か?しかし天空の竜のアイテムである時点で違う』


トンヌラ『天空の神のアイテムじゃない…? じゃあ、今まとってる神秘のよろい…』

だいまどう『すばらしい魔力の鎧だな。しかし違う』ミオロス


トンヌラ『ちからのたてとちりょくのかぶともいい防具だけど、市販の量産品だし…』

だいまどう『違う』ミオロス


トンヌラ『試練の洞くつで入手した王家のあかし…。鳥の国章と謎の文言の金メダル』

だいまどう『! おそらくそれだ』ミオロス


トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・サンチョ『「!?』」

トンヌラ『えっ、これって人間界のグランバニア王国の王位を司る祭具だよ』

トンヌラ『ぼくはそのグランバニアという王国の王子なんだ。だから…』

れんれん『魔王、マダ王子ダッタノカヨ!?』バサッバサッ


サンチョ「つまりグランバニアの国王こそ勇者と呼ばれるにふさわしいと…!?」ブルルン

サンチョ「ううむっ!よくわかっておいでです。魔界の魔族の見識は侮れませんねえ」

トンヌラ「あー、サンチョは黙っててくれ。話がこじれる」ウツムキ


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