過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十五巻
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242:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2014/04/05(土) 00:04:29.00 ID:KHOjF2C3o
トンヌラ『………。大魔道。生まれ変わりって、ありふれたことなのかい？』ﾐｱｹﾞﾙ

ミニモン『オイオイ。オメーなァ』ｺﾞﾛﾘ

だいまどう『わからない。しかし長い時は必要ではないか？』ﾐｵﾛｽ

トンヌラ『…長い時、か……。そうだよね。初めて聞いたよ、生まれ変わりなんてさ』

マリア・ヘンリー『…………』　　サンチョ「坊っちゃん……だんなさま……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ピエローヌ（ゴレムンせんぱい……ヘモどの…。キチョウどの……）ｳﾂﾑｷ


トンヌラ『今の魔界のことはわかる？　大魔王ミルドラース、ジャハンナ、…マーサ』

だいまどう『ここは隔離された魔界の禁区だ。外の事はわからない。また興味も無い』

トンヌラ『話を続けるなら説明したほうがいいな…。ぼくたちのことも含めて』

トンヌラたちはこれまでの冒険を説明した。


…

……

………


だいまどう『…わはははは…。進化の秘法で成り上がった大魔王、ミルドラースか…』

だいまどう『進化の秘法とは面白い術を発見したものだ。エスタークよ』ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク『私が見つけたと言うのか？』ﾐｵﾛｽ

トンヌラ『ゆかりんはきみが開発者だと言ってたよ』

だいまどう『わしも人間出身の大魔王は知らない。世界は予想以上に歪んでおる…』

れんれん『大魔道、悪イ面デ喜ンデルゼエ』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ


マリア『ここは、大魔王ミルドラースの侵攻を受けたことはないのですか？』

だいまどう『以前、魔物の小隊が訪れたことがあったか。わしは会わなかったが…』ﾁﾗ

ビッグスロース『つよそうだけどやたらえらそうなやつらをあんないしましたー』ﾍﾟﾛｯ

だいまどう『それがミルドラースなら、アンドレアルから逃げ延びたということだが』

ヘンリー『なんだ、逃げる方法があるのかい？』


だいまどう『命を乞う降伏者に、アンドレアルは代償となる生贄を求めるらしい』

だいまどう『降伏者の大切な者からな。不実と裏切りの塔と呼ばれるいわれだろう』

トンヌラ『それが名前の由来か。アンドレアルの動機は不明だけど、ひどい条件だな』

ミニモン『俺らがヤベェ時はヨォ。ハデ鳥でもくれてやりゃア満足すッかァ？』ｺﾞﾛﾘ

れんれん『！？』　　マリア『悪魔さんっ！』　　ピエローヌ『ミニモンせんぱい！』


トンヌラ「魔界の塔の実態が見えてきたぞ。でも…余計にわからなくなってきたなあ」

《《……＊“その塔へ……母は決して入りませんでしたが……”……》》

《《……＊“お前は入るべきかもしれません”……》》

トンヌラ「お母さんはこの裏切りの塔へ入るようにぼくに勧めてたんだ。なぜ…？」


ヘンリー「うーん。大魔道を知っててさ。情報持ってそうだから接触させたかった？」

トンヌラ「かなあ。大魔道との接触は避ける可能性もあったけど」ｳｰﾑ

サンチョ「マーサさまとジャハンナの助けになることかもしれませんよ。坊っちゃん」

トンヌラ「……そうだね。ぼくは父さんの遺言に従い、母を助けに来たんだ」ｷｯ

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