過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十五巻
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265:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2014/04/11(金) 19:52:57.69 ID:Y86ttMYTo
ヘンリー『屋上にあたる地下4階の地底湖の広間を含めると、全部で6層か』フーム

ヘンリー『隣の架け橋の塔へは、その溶岩湖の架け橋を渡ればいいんだよな?』

ビッグスロース『そうですー。そとはやたらあついですよー』ペロッ

ピエローヌ『ふーむ。おのおのがた!おかぜなどめされませぬよう!』ピョンピョン

トンヌラ・ミニモン・マリア・ヘンリー『りょうかい!』


トンヌラ『大魔道、架け橋の塔について教えてくれるとありがたい。特に構造を』

だいまどう『あそこは、十字形の広間が4層折り重なっただけの、廊のない古い塔だ』

だいまどう『所々朽ちておるが迷う心配はない。階段もある。以前のままならだが…』

ミニモン『テメェがこの氷殿を作ッたみてェに。中身が変わッた可能性があンのか?』

だいまどう『ないとは思うがな。こんな魔力を持つ者は魔界の塔ではわししかおらぬ』

だいまどう『しかもこの魔界の塔は、狂竜が外界との接触を管理する不毛の地であり』

だいまどう『ほとんどの生物にとって必要となる資源が、常に枯渇してしまっておる』

だいまどう『だからこそここの魔物は飢えておるのだ。塔を変える創造力など育たぬ』


ヘンリー『オレもドレイになってすぐは空腹に泣かされたよ』

マリア『!』

トンヌラ『うん。良い思い出ではないけど、懐かしくもある』チラッ

トンヌラ『マリア。この話はサンチョに訳さないで』

マリア『かしこまりました』

ピエローヌ・エスターク・れんれん『……』チラッ

サンチョ「?」ボテッ

ヘンリー『腹がへるって本当につらいよなあ』ウデグミ

ヘンリー『この塔の連中がオレたちがメシにしか見えないって感覚は、よくわかるぜ』

ミニモン『馬鹿な仏心出してンじゃねェ』ムクッ

ヘンリー『ははは。ただの同情だけどな』


トンヌラ『大魔道、ビッグスロース。話をありがとう。ぼくたちはそろそろ行くよ』スクッ

ビッグスロース『!』

だいまどう『この魔界の塔でお前たちはどうなるのか…。存分に楽しませてもらおう』

サンチョ「死んでたまるもんですか!マーサさまの救出は悲願だったんですからっ!」

ミニモン「死ンで悪霊化してヨォ。大ジジイに食われる末路かもなァ」パタパタ

マリア『ありがとうございました。大魔王のおじいさん』フカブカ


エスターク『…………』ミオロス

だいまどう『お前も…ある意味わしと同じ。お前は存在意義が必要だと思うか?』ミアゲル

エスターク『そんなものは考えたことがない』グゴゴゴゴ

だいまどう『わはははは…。実に求道者。人間の洗練された業の熟成はすばらしいぞ』

エスターク『人間?』ミオロス

だいまどう『ビッグスロース。トンヌラたちを架け橋まで案内してやるがよい』

ビッグスロース《……やですー。でもあんないしないとやばいきがする……》ベロベロ


ビッグスロース『おくのとびらをあけると、いっしゅうできるろうかにでますー』ペロッ


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