過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十五巻
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◆evD71lEwzE
[saga sage]
2014/01/28(火) 23:23:27.65 ID:zclRFzszo
【暗黒世界】 ほこらの島・丘陵 北上中
すさまじい速度の黒雲が南へ流れていく。
トンヌラ『れんれんが飛び去ってから進行を再開したぞ。緩やかな上り坂が続いてる』
ミニモン『カレコレ30分くれェ進ンでンなァ。周囲は丘や崖ばッかだゼェ』パタパタ
ミニモン『ハデ鳥の野郎。ちッとも戻らねェが。逃げたか?くくく』パタパタ
ピエローヌ『さ、さようなことは』ピョン ピョン
トンヌラ『鳥瞰でも、物探しは時間がかかるよ。マリア。大丈夫かい?』チラッ
マリア「はあ…はあ…。…はい。封印の洞くつと比べると…なだらかな道ですわ」ニコッ
サンチョ「いや、あれは大変な道のりでしたよ!真っ暗で高温多湿でしたしねっ」ブルッ
エスターク『山地に入ろうとしているな』グゴゴゴゴ
ヘンリー『今は約5メートルの帝王さまも歩ける道だけど、山道になっちまったら…』
トンヌラ『“一方通行で塔へ繋がる旅の扉”。この存在理由がよくわからないんだ』
ヘンリー『ん?なんだって?塔の旅の扉の存在理由?』
エスターク『…………』グゴゴゴゴ
トンヌラ『暗黒世界のほこらの旅の扉。今は残骸だが、ほこらとジャハンナ海峡の橋』
トンヌラ『二つとも利用目的があるから設けられた。塔の旅の扉もきっと意図がある』
ヘンリー『塔へ一方通行の扉の意図か。不実の塔、裏切りの塔とも言うんだっけ?』
トンヌラ『もし窓口なら利用者が楽な場所がいいよね。母は“少し北”と言ってたし』
トンヌラ『そうなると、塔の旅の扉は山奥じゃないと思うんだけどな…』ウーム
ヒューーーーーーー………
トンヌラ・ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー・エスターク『「!』」ミアゲル
ヘンリー『ホーコが飛んでくるような音だぜ』ミアゲル
マリア『れんれんさん、色鮮やかでとってもきれいですわ』ミアゲル
れんれんがあらわれた!
れんれん『ヨー。青ッテカ、光ル渦ガアッタンダケドオ』バサッバサッ
トンヌラ・ピエローヌ・ヘンリー『おお〜!』パチパチパチ
トンヌラ『たぶんその渦だよ。案内してくれる?どこにあった?』ミアゲル
れんれん『左前方ノ細長エ崖ダア。アノテッペンダゼ!』バサッバサッ
れんれん『コノ島ッテ魔物全然イネエシ、渦ノ辺リモイネエガ、立テ札?ガアッタゼ』
ミニモン『立て札ァ?何の通知だヨォ』パタパタ
れんれん『悪イ。俺、文字読メネエヨ!ミニデーモン先輩』バサッバサッ
ミニモン『アァアァ。鳥のテメェが識字できる訳無ェか』パタパタ
ピエローヌ『れんれん!ミニモンせんぱいでござるよ!』ピョンピョン
れんれん『ミニモン先輩!』バサッバサッ
トンヌラ『あの崖なら頂上まで一時間もかからなそうだな。みんな、行ってみよう!』
ミニモン・マリア・ピエローヌ・ヘンリー『りょうかい!』
サンチョ「むむっ!?」ブルルン
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