過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十五巻
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53: ◆evD71lEwzE[saga sage]
2014/01/30(木) 19:54:40.13 ID:51b9HRwCo
トンヌラ『一応、道らしきものがあるからぼくたちはこれを進むとして…　れんれん』

れんれん『オー』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

トンヌラ『上空から鳥瞰して、ここがどんな場所なのかぼくたちに教えてほしいんだ』

れんれん『アイヨ』ﾊﾞｻｯ　ﾋﾞｭﾝｯ！

ﾋｭｰｰｰｰｰｰｰ………

ミニモン『速ェ。オォオォ…登る登る。鳥ッてのはトンズラの命令に忠実だなァ』ﾐｱｹﾞﾙ


サンチョ「……ふうふう……！つ、土の地面ですよねえ。草地もありますし…」ﾎﾞﾃﾎﾞﾃ

サンチョ「グランバニアの空中庭園のような趣向なんでしょうかっ？」ﾌﾞﾙﾝｯ

トンヌラ「そういう考え方もあるか。エスタークはここを知ってる？」ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク「私の記憶にはない」ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


サンチョはフローミをとなえた！

ミニモン・ピエローヌ・ヘンリー『！』

ここは【闇の洞くつ　地下4階　地底湖の広間　跡】のようだ。


トンヌラ・ミニモン・マリア・ヘンリー『闇の洞くつ？』

ヘンリー「地下4階だって？ここは天井や壁面なんてないし、遠方の景色も見える」

ヘンリー「上空は真っ暗な雲だけだぜ。地下3階があるなら、雲の上なのか？」ﾐｱｹﾞﾙ


サンチョ「フローミやチゾットのコンパスが示す現在地の情報に間違いはありません」

サンチョ「洞窟とは地中にある空間を指すものです。現在地は洞窟とは呼べませんな」

サンチョ「ですからフローミは“跡”と示したのでしょうっ！」ﾌﾞﾙﾝｯ


《《……ゆかりん『闇の世界へは、人間界の深い洞くつからいったんだ』……》》

《《……ゆかりん『その洞くつは、闇の世界の塔につながってたんだけど…』……》》

トンヌラ「………ここは、古代でゆかりんたちが通った洞窟の跡かも？」

ミニモン「くくく。人間界と繋がる上層でもあンのかねェ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


マリア「ここの構造はわかりませんけど、人間界との行き来はできないと思います」

マリア「人間界と行き来ができるなら、大魔王と光の教団が見過ごしていませんわ」

サンチョ「そうですねえ。マーサさまと人間界にとっても重要な場所になりますよ」

ﾋｭｰｰｰｰｰｰｰ………

れんれん《魔王ー》ﾊﾞｻｯ　ﾊﾞｻｯ

トンヌラ『お、戻ってきた。どうだった？』ﾐｱｹﾞﾙ


れんれん『ココハ長方形ノ高地ダゼ。広サハジャハンナトドッコイダナ』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

ピエローヌ『せっしゃたちではそのジャハンナのひろさがげせぬ』ﾐｱｹﾞﾙ

れんれん『ソリャソウダナ。何テ言エバイインダ？中心ニ湖ガ２ツアッテヨ』ﾊﾞｻｯ


れんれん『２ツッテカ、小セエ円ト大キナ円ガ繋ガッタ、ヒョウタン型ノ１ツノ湖デ』

れんれん『小セエ円ト大キナ円ニハ、ソレゾレ１ツズツ中州ガアッテ』ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

れんれん『小セエ円ノ中州ハ何モ無カッタガ、大キナ円ノ中州ニハ洞穴ガアッタゼ！』

トンヌラ『洞穴？そこから下の階と繋がってるかも』ﾐｱｹﾞﾙ

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