過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十五巻
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◆evD71lEwzE
[saga sage]
2014/07/30(水) 14:41:48.26 ID:qbW5rVFOo
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2日前 午後8:00 シビリンとベラの消息不明から2時間経過
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【暗黒世界】 エビルマウンテン ミルドラース神殿 3階 大魔王の部屋
ミルドラースはローズバトラー製のベッドで寝そべっている。
ミルドラース『クク…。まさか本当にあの帝王エスタークを引き入れてしまうとはな』
セルゲイナス・バストゥ『!』
セルゲイナス『それは、エスタークと遭遇した例のマーサの息子、トンヌラの事か?』
ミルドラース『そうだ。あの運命の申し子は時代を動かすぞ、セルゲイナス』ムクッ
セルゲイナス『何を悠長な…。彼らは今、ほこらの島の荒野、その峡谷だったか』
ミルドラース『この勝敗は見逃せなかったがようやく決した。さて…捕らえた男は?』
セルゲイナス『指示通り、治療を施さずに武装させたまま牢獄へ放ってあるが』
ミルドラース『では牢獄へ行く。こちらも見ものだ。その間の指揮はそなたに任せる』
セルゲイナス『! ははっ!』
…
【暗黒世界】 エビルマウンテン ミルドラース神殿 3階 牢獄
ミルドラース「魔界へようこそ、人間よ。私は大魔王ミルドラースだ」
おろらん(!?…人間…語…!大魔…王…だと…?)ヨコタエ
ミルドラース「案ずるな。今は治療できぬが、そなたを拷問するつもりはない」
ミルドラースの両手に、美しい装丁をした冒険の書があらわれた。
おろらん(………?……この老人…。この牢獄へ来て、何を読み始めているんだ…?)
ミルドラース「おろらん?アルパ・クローズを崩壊へ導いた、望みの神のしもべか?」
おろらん「!?… !!……。………」ウツムキ
ミルドラース「表情を隠す必要はない。私には事実がわかってしまう」ペラッ
おろらん(……!? 事実が、わかってしまう…?)ドクンドクンドクン
ミルドラース「クク。そうしなければならぬというそなたの心情はわかるがな」ペラッ
…
ミルドラースは冒険の書を閉じた。
ミルドラース「おろらんよ。そなたは予想だにしていなかった私の賓客だ。しかし…」
おろらん(……?)ミアゲル
ミルドラース「遺憾ではあるが、高い戦闘力を有するそなたの治療はまだできぬ」
おろらん(…………正直…だな…。何もかもお見通しらしいからな……)ヨコタエ
ミルドラース「今回の望みの神の命令にそなたが疑念を抱くのは、無理からぬことだ」
ミルドラース「私も命令の背景を考えてみたが、望みの神の目的はいま一つ見えない」
ミルドラース「そなたの主は狂っているのかもしれぬ。それならわかりやすい話だが」
おろらん〈………………〉ヨコタエ
ミルドラース「まあよい。思い通りとはいかぬが、不自由があれば申し付けるがよい」
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