過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十五巻
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◆evD71lEwzE
[saga sage]
2014/08/02(土) 15:01:15.69 ID:+VOsmESko
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1日前(C月11日) 午前11:00 シビリンとベラの消息不明から17時間経過
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アルカパ地方 草原 カンダタ牧場A-1 農家
ビアンカ〈すやすや……… うん…?(パチッ) !?(ムクッ) うっ…!?」ズキッ
ビアンカはめをさました!
ダークアップルA『!オキタ!バット!オキタ!バット!バット?バット!バットオオ!バアアットオオオオ!!』
バターン!
バット『うるせェーッ!聞こえてたッスよ!はあ、はあ、ぼ、牧場、全力疾走ッスよ》
ビアンカの左肩と背中には薬草が当てられている。
ビアンカ「助けていただいたようで、ありがとうございました」フカブカ
バット「この辺の平和を守るのは盗賊団の役目ッスから。手当てはオレじゃないッス」
バット「アンタ、教団の魔物に襲われたみたいッスけど。ドコ行くんスか?」スワル
ビアンカ「昔アルカパで暮らしてて、なつかしくなって行こうと思ってたんだけど…」
ビアンカ「今のアルカパは教団領になりつつあると、あの馬のモンスターから聞いて」
ビアンカ「あきらめました。友人を頼って遠いグランバニアへ行こうと考えています」
バット「……グランバニアッスかー……。メチャ遠いスよー。また襲われるかもッス」
ビアンカ「…そうですね。…あの。助けていただいた身で図々しいお話なんですけど」
ビアンカ「……友人…から、その時は盗賊団の出張所で事情を話せと言われてて……」
バット「ヘェー? 残念ながらココは出張所じゃねェッスけど。話なら聞けるッスよ」
バット「盗賊団を紹介したダチの名前を言うッス。ただ確認で数日はかかるッスよー」
ビアンカ「トンヌラ。男性です」
バット「トン… 誰ッスてェーーーッ!?!?!?」ガッシャァーーン!
ダークアップルA『コケタ!バット!コケタ!コケタ!』ゴロンゴロン
バットはダークアップルAをなぐりつけた!ダークアップルAに40のダメージ!
ダークアップルA『イタイ!?イタイ!ボウリョク!』ゴロンゴロン
バット「お、女…その名前が出た以上、気を付けて質問に答えろッスよ!」シュラッ
バットはサーベルを抜いた!
ビアンカ「!」グッ
バット「アンタがダチッつー証拠はあるッスか?」フルフル
ビアンカ「証拠…このみずのはごろもは、彼からもらったわ。……この、リボンは…」
バット「!?何で兄貴のリボンを持ってるんスかァーッ!?」ピョーン!
ビアンカ「兄貴?兄貴って、ちーたー…スーパーマッスルハイテクちーたーのこと?」
バット〈な、何でスマハち兄貴の本名まで知ってるんスか〉
ビアンカ「うふふ。だって私が名付け親なんだもん。あなたもトンヌラと親しいの?」
バットはビアンカからビアンカのリボンをうばった!
バット〈(クンクン)この匂い本物ッス…。……あ、あのー話を聞かせてほしいッスけど」
ビアンカ「ええ。こちらこそよろしくお願いします」ペコリ
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