過去ログ - 花陽「実はね……このメガネ>>3なんだ」
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15: ◆u5YoKEw97o[saga]
2014/01/24(金) 15:01:28.42 ID:NDCZqNPkO
花陽「他の皆もそう言っていなくなっていったよ……」

凛「え……?」

花陽「お互いの気持ちが同じなら離れることなんてあり得ないって言っておいてね……みんな私の側から離れていっちゃうの。お母さんも……お父さんも……」

凛「嘘……かよちん、お父さんも…?」

花陽「お母さんが死んじゃった時に蒸発したよ……もう何年も前の話だけどね」

凛「な、何で教えてくれなかったの!? 話してくれれば凛だってかよちんの力に……」

花陽「そういうのが嫌なの!!」

凛「!」ビクッ

花陽「お母さんもお父さんもいなくなってから周りの人が私にかける言葉はいつもおんなじ…『辛いのは分かるけど落ち込んでいても天国のお母さんは喜ばない』…『私をお母さんだと思って』…『気持ちはよく分かる』……耳当たりのいい言葉だけ並べてすぐにいなくなるの」

凛「か、かよち……」

花陽「もううんざりなの……そういうの……」

凛「……」

花陽「……凛ちゃんに話したのは気まぐれだよ。この人はどう答えるのかなって思っただけ…結局何も変わらなかったけどね」

凛「かよ……ちん」

花陽「じゃあね、凛ちゃん」

凛「ま、待ってよ! どこに……」

花陽「もう、疲れちゃったの、私。周りに気を遣われることも、遣うことも」

凛「やだ……待ってよ…かよちん……」

花陽「……ばいばい、凛ちゃん」

凛「>>16


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