過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第28位【アラフォーマーズ】
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179: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2014/01/29(水) 00:32:40.90 ID:h9wCVi3uo

 ◇ ◆ ◇


京太郎「ふぃー」


 予選を無事通過して、肩を撫で下ろす。

 いつもほどの消耗はない。

 思考もまた、肉体の鍛練と同様に、繰り返せば繰り返すだけ研かれる。

 即座に結果がでるものではないが、続ければ続けるだけ速度を増していくのだ。僅かながらでも、成長している。

 だから、以前ほどの消耗もなくなるのだ。


 なんて――それ以上に判りきっているのはある。

 単純に、いつも戦う相手が化け物過ぎるのだ。

 京太郎のそれには素質も必要だが、訓練次第では人として充分に到達可能なもの。

 だが、オカルトは違う。“特性(能力)”は違う。

 素質などでは達し得ない、純然たるギフトのオンリーワン。

 或いはギフトではない、オカルトではなく技術を磨いた末のスタイルというのも多いが――。


 それでも、突き詰めてしまえばどちらも怪物だ。ただの人間には荷が重い。

 せめて自分にも他のプロのように運があればなー、と思わなくもない。


京太郎(ま、これが俺だし……これはこれで楽しいからいいよな)

京太郎(それに……)

京太郎(俺が泣き言言ってたら、しょーがねーもんな)

 


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