過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第28位【アラフォーマーズ】
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893: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2014/02/03(月) 23:44:15.34 ID:V0Rct37io

一「なーんて言って、純君結構気にしてるんだよねー」

純「ちょ、国広君――」

一「『亜空間殺法を使いこなせればもっとだいぶ上に行けるのにな』とか……」

一「『あーあ、オレも京の字の師匠って面してみてーなー』とか、言っちゃったりね」

純「あー」


 バツが悪そうに片手で顔を覆うと、待ったとばかりに逆側の手のひらを向けてくる。

 よく言えば竹を割ったようで、悪く言えばガサツそうな井上純であるが――――実はこういう面があるってところを、内心可愛いと思っている。

 美形で可愛いとは、なんともお得な人なのだ。


純「なにも、バラさなくてもいいだろ……バラさなくても」

一「いやー、試合の中継であれだけ騒がれたら……ねえ?」

ハギヨシ「ええ、透華お嬢様も『これでは解説が聞こえませんわ!』とご立腹でしたね」

純「あー、勘弁してくれよ」


 お手上げ、と手を翻して波打たせる。

 そこで、また笑いが生まれた。アットホームな職場というか、まさにアットホームである。この職場は。


京太郎「麻雀プロ駄目になったら、いっそここで雇って貰うのもアリだよなぁ」

純「まあ、アリだよな。アリだけど――」

京太郎「だけど?」

純「お前に限って、駄目にはならないって」

京太郎「純さん……」



一「……なーんて、一番ハラハラしながら見てるのにね」

純「ちょ、国広君!?」

京太郎「ハハハ」




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