41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 03:01:58.30 ID:KbBLsyHV0
まるで、それすらも肇の一部みたいで、おかしいけど愛おしさすら感じさせる。
肖像画みたいに切り抜かれた肇が、永遠をも感じさせる逸品だと思った。
でも、この世にずっと続いていくものなんて無い。
肇が目を覚まそうと、そうでなかろうと、いずれ朽ちていく。
俺はそのまま、ずっと肇に縛られたまま生きていくのだろうかと考えたこともあった。
…もし、肇が目を覚まさなかった時、後ろめたい気持ちなしで響子に接するにはどうすればいいのか。
無理だよ。肇が生きている限り、俺は後ろめたさと付きまとう後悔の念を抱えて生きていく。
最初は、肇の為に強い自分でありたいと夢想したけれど、肇のせいで俺は前に進めない。
響子に向き合うことが、前進するって意味じゃない。飽く迄、一例だ。
歌鈴を縛り付けた鎖は俺だった。
その結果、歌鈴は罪に絡め取られてしまった。
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