過去ログ - 一方通行「ゲルテナ展だァ?」2巡目
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6: ◆3OZ6JSI/0U[saga]
2014/01/26(日) 14:22:54.17 ID:TCTHnQGr0
一方「……赤い、足跡」

打止「ミサカたちのほかに誰かいるってことかな、ってミサカはミサカは希望を述べてみる」

一方(また、見たことのある景色だ)

打止「あれ、あなた?」

一方「……なンでもねェよ」

打止「そう? そうは見えないけど……うーん。とりあえず追ってみよう! ってミサカはミサカは突発的に駆け出してみたり!」

一方「……走るなよ、どっからそンな元気が出てくるンだオマエは」

打止「えー、テンションの差じゃないかね? ってミサカはミサカはなんとなくドヤ顔をして述べてみる」

一方「あァそォかい。転ぶぞ?」

この会話も、どこかでしたような覚えがあった。
どこでだったかは思い出せない。

そして、なんとなくこの後に待ち構えているであろう展開も読めていた。

一方「おい、打ち止め」

打止「なあに、ってミサカはミサカは答えてみる」

一方「……前見て走れよ」

打止「? はぁい、ってミサカはミサカは忠告を聞き留めたり」

打ち止めは一方通行の言うことを聞き、前方に注意しながら再び走り出した。
鏡、パズル、桜のような大樹の絵を通り過ぎ、通路を曲がる。

そこで。


「わっ!?」

打止「うわっ!?」


一方「……はァ」

予想通りに打ち止めは誰かとぶつかったらしく、一方通行はため息をついた。



少女の名はメアリーと言った。
彼女もまた美術館で迷子になってしまったのだと言った。

だが――一方通行はそれだけではないような気がしていた。

しかし、その疑問が解消されることは未だなく。
彼らは先に進みだした。



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