過去ログ - シンジ「エヴァ最終号機?」(Bルート)
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107:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/01/28(火) 00:15:34.09 ID:DViFgeir0

(ミサトの墓の近くには、加持、トウジ、ゲンドウ、冬月、カヲルの墓)

(それらにも花を供えていくシンジ、レイ)

シンジ「あの……母さんは……」

リツコ「拘置所よ」

シンジ「……」

リツコ「副司令と碇博士は、殺人罪と殺人予備罪に問われて……最終的に死刑判決を受けたの。副司令は高齢もあって間もなく亡くなったけど、碇博士は『計画』の全容解明のために、今も――」

シンジ「そうですか……」

リツコ「会いに行ってみる?……お母さんに」

シンジ「……はい…」

リツコ「……」

シンジ「たった一人の……肉親ですから」

リツコ「わかったわ。手配してあげる――そのうちね」

シンジ「……はい」

レイ「……」

(花を供え終わって空を見上げるシンジ)

シンジ「やっと……終わったんだね……」

レイ「……いいえ」

シンジ「……」

レイ「やっと……始まるの」

シンジ「綾波……」

リツコ「そうね」

シンジ「リツコさん?」

リツコ「大変なのはこれから」

リツコ「もしかしたら、補完計画が正解だったのかもしれない」

一同「……」

リツコ「私たちは、沈みかけている船に乗っていて、船底から湧いてくる水に、見て見ぬ振りをしているだけなのかもしれない」

一同「……」

リツコ「それでも私たちは、この人の世を未来へつないでいかなければならないのよ」

一同「……」

シンジ「……最終号機の中で――」

リツコ「えっ?」

シンジ「『ヒト』に……会ったんです。光に包まれていて……よく見えなかったんですけど」

リツコ「ヒト?」

シンジ「『鍵』が……細工されているとわかっていたみたいで……なのに、これでいいと言ったんです」

リツコ「もしかしたら、『彼ら』も、最後まで迷っていたのかもしれないわね」

シンジ「……」

リツコ「今となってはわからないけれど」

一同「……」



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