過去ログ - 【安価】 街の駄菓子屋さん 【日常とかバトルとか】
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/29(水) 01:25:55.24 ID:qtWXgFvzo
おばあちゃんが言っていた。全ての女性は等しく美しいと。
あなたは自信満々の表情で、そう二人に説いた。
「……」
「……」
一人は驚いた顔で、一人は呆けた顔で。
あなたの顔を見つめる二人。
「……ぷっ、あははっ」
その硬直を先に解いたのは、割烹着の女性の方だった。
「なるほどねぇ、確かにあいつの孫だわ……アホなところがそっくりだ」
結構真面目だったのだが、とあなたは心外に思う。
「ま、今日は顔見せに来ただけだ。ドンパチやるつもりはないさね」
言いながら、女性はめいのオデコをペチンと弾いた。
「あうっ……」
よろめくめいの体を、あなたはすんでの所で支える。
きっと、この小さな体に大きな力を込めてたっていたのだろう、膝が震えている。
「弱いものいじめは好みじゃないからねぇ。せめて、あいつぐらいは強くなりなよ?」
「そうじゃないと……張り合いがないじゃないか」
カッカッカッ、と笑いながら女性は去って行った。
この街のどこかに住んでいるのだろうか?
また会うことになる気がする。
だが、とりあえず今はめいを落ち着かせよう。
布団を敷いて、そこにめいを寝かしつけた。
その間もずっと、女性の言った言葉が頭を回る。
強くなりなよ、か。
時間が経過しました
朝 > 昼
来訪者 及び 自由な行動 めいの不調に外出不可
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