過去ログ - モバP「新しい女子寮の部屋割り?」
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5:カニタマ
2014/01/28(火) 03:15:52.54 ID:7UQmFSW90
ちひろ「そんなに仲がいいんなら交流の輪を広げるためにあえて別にしてもいいと思いますよ!!」
P「それが時々剣呑な雰囲気になるんですよ。
ちひろさんもいたと思うんですけど、半月ほど前に二人が事務所で編み物をしていたんですよ。
初めは楽しそうに談笑して良い雰囲気だったみたいですが、途中から少しピリピリとしたものになったんです。
会話の内容を詳しく聞き取れなかったんで原因はよくわからないんですが、色がどうとか。」
ちひろ(そりゃPさんにプレゼントするマフラーを二人とも編んでたんですしね。
しかもどちらの色がPさんに似合うかで少し揉めたんですし。
私はたまたま二人の近くのプリンターの用紙を取り換えていて会話が聞けたんですが。)
〜ちひろ回想〜
響子「まゆちゃん、お疲れ様。隣座っていいかな?」
まゆ「えぇ、どうぞ。あらっ?響子ちゃんも編み物を?」
響子「そうだよ。冬になると編み物したくなっちゃうよね。
まゆちゃんもそう思わない?」
まゆ「えぇ、そうですよね。
寒くなるとついついやりはじめるんですよねぇ。」
響子「うんうん、やっぱりそうだよね。」
まゆ「お友達とおしゃべりをしながら楽しめますしね。」
響子「えへっ♪実は私もそう思って声をかけたんだ。」
まゆ「まゆも響子ちゃんが編み物をしていたら同じように声をかけてましたよ。」
響子「ありがとう!まゆちゃんの作る編み物はおしゃれだから見ていてすっごい参考になるんだ♪」
まゆ「うふふ♪ありがとうございます。まゆだって響子ちゃんを参考にしているんですよぉ。
とっても丁寧でしっかりとしてますから。ところで何を編んでるんですか?」
響子「マフラーだよ。
まゆちゃんもマフラーを編んでるの?」
まゆ「そうですよぉ。Pさんにプレゼントするために。
響子ちゃんもPさんにプレゼントするために、ですかぁ?」
響子「そうだよ。この前Pさんに似合いそうな色の毛糸を見つけたから。」
まゆ「うふ、でも残念Pさんはまゆのマフラーをつかってくれますから・・・。
響子ちゃんは別のものを編んだほうがいいと思いますよ?」
響子「・・・、それはわからないと思うよ。
まゆちゃんが編んでいるマフラーは紅くて派手だから普段スーツのPさんが使うには不便じゃないかな?」
まゆ「大丈夫ですよ?これは初めからPさんのプライベート用で編んでますから。
それにこのマフラーはPさんとまゆの二人で使うものですからぁ。
うふ、運命の紅い糸を形にしたものですよ。」
響子「プレゼントは相手のことを考えて贈るものだと思うよ。
紺色は落ち着いた色だし、何よりPさんに合った色だと思うんだけどどうかな?」
まゆ「Pさんに似合う色はまゆのマフラーの紅色ですよ。うふふ。」
響子「・・・」
まゆ「・・・」
まゆ「ねぇ、響子ちゃん?」
響子「そうだね。まゆちゃん。」
まゆ「負けませんよぉ。」
響子「まゆちゃんは大好きなお友達だけど、これは譲れないよ。
負けられないよ。」
まゆ「まゆも同じですよ。うふふ。」
〜回想終了〜
P「二人とも趣味のこだわりが強いから時々ああなるのであって、
同室にすることでお互いの考えを知ればより親密になれると思うんですが。」
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