過去ログ - マスオ「父さんは?」サザエ「15年前に死んだわよ」2
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1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:54:03.69 ID:i/tuHTW80
maoyuss.blog.fc2.com
作者じゃありませんが、未見の方は上のURLまで

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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:55:08.59 ID:i/tuHTW80
カタカタカタ・・・

カツオ「・・・・・・・・・」

カタカタカタ・・・
以下略



3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:55:55.63 ID:i/tuHTW80
―公園―

マスオ「・・・・・・・・・」

マスオ(もう・・・あの家には帰れないな)
以下略



4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:56:34.81 ID:i/tuHTW80
マスオ「・・・っ!タッ・・・タラちゃん!!」

タラオ「こんな所で何してるですかー?早くおうちに帰ろうですー」

タラオの笑顔は、いつも見た子供のような無邪気な笑顔だった。
以下略



5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:57:11.03 ID:i/tuHTW80
マスオ「…はぁ!はぁ!はぁ!!」

どのくらいまで走ったのだろうか。

どのくらいまで、逃げただろうか。
以下略



6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:57:36.98 ID:i/tuHTW80
マスオ(しまった・・・!大声を出したから居場所が・・・っ!)

タラオ「さぁパパ、そのおもちゃを僕にくれるですぅ☆」

マスオ「だっ・・・ダメだ!これは僕の・・・アナゴくんの・・・いや、」
以下略



7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:58:05.16 ID:i/tuHTW80
マスオ「っ・・・・・・!」

マスオは考えた。
どうすれば、この状況から脱出できるかを。

以下略



8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:58:33.22 ID:i/tuHTW80
サザエ「・・・・・・」

タラオ「・・・・・・・・・・・・」

サザエ「・・・・・・何も起こらないじゃない」
以下略



9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:59:00.63 ID:i/tuHTW80
マスオ(考えろ・・・考えるんだ!)

マスオ(どこに逃げれば安全か・・・どこまで逃げれば安全か・・・!)

マスオ(・・・・・・)
以下略



10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 12:59:29.14 ID:i/tuHTW80
そこで、マスオは大型蓄電装置を見つけた。

そこの蓄電器、そしてトラック、タイムマシン・・・それらを組み合わせれば

マスオ「・・・・・・やるしか・・・無い」
以下略



11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:00:01.72 ID:i/tuHTW80
―15年前―

気がつけば、マスオは青空の下に居た。

先ほどまで夜だったのが嘘みたいな、軽やかに清々しい空だった。
以下略



12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:00:31.76 ID:i/tuHTW80
そこには、まだ小学生なのか、まだ鼻水臭い子供のたらこ唇の少年が居た。

今と顔がほとんど変わっていない為、この少年が今は亡きアナゴだという事にすぐ気がついた。

アナゴ「んんー?確かに俺、アナゴだけど。おじさん誰ぇなんだぃ?」
以下略



13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:01:29.82 ID:i/tuHTW80
波平「おっ、君はいつぞのマスオ君じゃぁ無いか。」

フネ「心配したんですよ。イキナリ逃げるものですから。」

マスオ「ははは・・・いやぁ」
以下略



14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:02:06.24 ID:i/tuHTW80
マスオ「びゃぁああああ!美味ぃいいいいい!!」

マスオは、減らし尽くしたお腹の中身を、フネの料理で満たしていった。

波平「はっはっは。そこまで急がなくても、ご飯は逃げんよマスオ君。」
以下略



15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:02:35.15 ID:i/tuHTW80
マスオ「ふぅ〜食べた食べた。ごちそうさまでした!!」

フネ「まぁ一つ残らず食べて・・・良い食べっぷりですね。」

波平「わしらの口にほとんど入らなかったがな。確かに良い食べっぷりだ。わしらのご先祖様のようだ。」
以下略



16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:03:01.32 ID:i/tuHTW80
波平「・・・ところでマスオくん。前に言ったな?」

マスオ「はい、何をですか?」

波平「わしに・・・恨みを持たれた事が無いか・・・とな」
以下略



17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:03:38.75 ID:i/tuHTW80
【のりすけ と  接触 して  殺せ】

【マスオ は 知っている筈だ】


18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:04:07.03 ID:i/tuHTW80
―研究所―

カツオ「・・・今、何て言ったんだい?」

アナゴ「やれやれ、聞こえなかったのかい?カツオ君。君はもうすぐ・・・消される」
以下略



19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:04:41.22 ID:i/tuHTW80
―15年前―

マスオ「僕が・・・何かを知っている??」

波平「・・・その様子なら、何も知らないようだな。」
以下略



20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:05:16.70 ID:i/tuHTW80
マスオ(もしかすると・・・ノリスケ君は、何かを知っている?)

波平「マスオ君」

マスオ「あっああはい!!」
以下略



21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/28(火) 13:06:12.51 ID:i/tuHTW80
―研究所―

カツオ「アナゴが未来から来たぁ?ははははは!寝言は寝て言いなよ。まだタイムマシンが作られてないのに、どうやって来るってのさ!」

アナゴ「完成したのさ。現に、僕がここに居るのが証拠さ。」
以下略



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