過去ログ - モバP「法子にドーナツ買っていこう」晴人「プレーンシュガー」
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197:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 13:13:40.54 ID:PM3aX15To
  ファントムがこちらへ迫る。『瞳』は妖しく輝いて魔力の流れを狂わせようとしている。
  狂わされるよりも早く、一歩踏み出すと同時にベルトのハンドオーサーへとインフィニティリングをかざした。


ウィザード「はぁッ!」
以下略



198:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 13:24:46.86 ID:PM3aX15To
  ファントムの手に魔力が集中する。
  避けられるように身構えた瞬間、その腕を横へ向けて放った。

  その先にいるのは、ひび割れたゲート――法子ちゃんだ。
  リングをかざし、魔力弾より速くその間へと飛び込むと体で止めた。
以下略



199:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 13:34:36.04 ID:PM3aX15To
法子「ぁ………ぁあ………」


  ヒビは全身に広がりはじめている。思っていたよりもずっと早い。
  このままじゃまずい、と急ごうとしたときに……彼女のプロデューサーが近づいて来る。
以下略



200:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 13:45:43.64 ID:PM3aX15To
――――――


  ああ、気に入らない。

以下略



201:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 13:52:50.12 ID:PM3aX15To
  どうしてこうなったのか、考える。
  ゲートに近づく作戦は悪くなかったはずだ。

  あんなにバカみたいに喜んで、私の正体も知らず『友達』なんていってのけた。
  自身の好物を押し付けて、共有して笑っていた。
以下略



202:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 14:01:22.60 ID:PM3aX15To
  後遺症でまともに動かないであろう身体を引きずってゲートを守ろうとする『王子様』をみる。
  彼は、法子ちゃんのプロデューサー。あの子へ魔法をかけて舞踏会へ連れていく『魔法使い』だ。

  なんて、バカらしいんだろう。
  子供だましだ。自立もできないで、誰とでも友達になろうとして。
以下略



203:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 14:07:18.05 ID:PM3aX15To
   ≪キ・ラ・キ・ラ!  キ・ラ・キ・ラ!≫


  煌めきに合わせて声が響く。
  せめてもの抵抗に放った魔力もやっぱり手ごたえはない。
以下略



204:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 14:15:08.60 ID:PM3aX15To
――――


――

以下略



205:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 14:25:35.93 ID:PM3aX15To
法子「えっと……?」

P「もう、ファントムには狙われないってことだ……ごめんな、法子」


以下略



206:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 14:35:13.62 ID:PM3aX15To
  改めて起き上がって周りを見渡す。
  凛子さんと瞬平さんも頭を押さえたまま座り込んでいた。

  ……コヨミちゃんがいない?

以下略



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