過去ログ - 雪歩「私と、インフェルノスターズ」
1- 20
103: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:22:51.17 ID:ZIWB37F5o

響「ここだ!」

 『ON AIR』の赤いランプが照らされているCGスタジオ。
 残念だけれど、このドアを開けることは出来ない。
以下略



104: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:23:23.26 ID:ZIWB37F5o

雪歩「そ、そうだよね……あっ、でも音が聞こえるよ」

響「え?」

以下略



105: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:23:52.66 ID:ZIWB37F5o

 聞こえた。arcadiaのメロディ。
 ヴァイオリンの音が入っているから、これは2番のサビが終わったあたり?

雪歩「真美ちゃん、歌ってるんだよね」
以下略



106: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:24:35.11 ID:ZIWB37F5o

『目指すarcadia……』

 すごく千早らしい、真美の歌い方。
 初めてでここまで歌えるってことを考えれば、それは充分だったと思う。
以下略



107: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:25:08.67 ID:ZIWB37F5o

真美「あっ、おーい! ひびきーん! ゆきぴょーん!」

 マイクを持って蒼いドレスを着て、服装とスタジオに合わない元気な声を出す。

以下略



108: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:25:54.62 ID:ZIWB37F5o

 ――結果的に言うと、めちゃくちゃ怒られた。
 ポップワンのディレクターさんにも怒られたし、その後行ったブーブーエスでも叱責された。

 プロデューサーでありながら、これはどういうことだ……って。
以下略



109: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:26:27.31 ID:ZIWB37F5o

 雪歩、千早、真美を連れて、いつかレッスン終わりに来たファミレスに入る。
 もう日が暮れてしまっていて、晩御飯のタイミングになっていた。

千早「たらこパスタをひとつ」
以下略



110: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:26:55.33 ID:ZIWB37F5o

響「……その、ごめん」

真美「平気だよ、なんとかなったし。ねっ!」

以下略



111: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:27:24.18 ID:ZIWB37F5o

 下を向いてしまう。
 正面に千早と真美がいるから、今日の失敗を思い出して余計に前を向けない。

響「新曲のCDも、フェアリーの手に渡ってさ。それで仕事も取り違えるなんて」
以下略



112: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:28:15.65 ID:ZIWB37F5o

 プロデューサーは、アイドルを助ける存在でなくちゃいけない。
 自分が揺らいで、ヘマをしてどうするんだ。

響「自分、プロデューサー失格だよ」
以下略



113: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:28:53.02 ID:ZIWB37F5o

響「……でも、今日みたいなことはあっちゃいけない」

千早「私達、なんとか仕事をやり切ることが出来たし……番組のディレクターと話し合って解決したなら」

以下略



147Res/55.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice