過去ログ - 雪歩「私と、インフェルノスターズ」
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2014/05/09(金) 01:37:43.30 ID:ZIWB37F5o
  
  オーディション、二次審査。というか、最終選考だった。 
  実際にドラマの衣装を着て、演技をする。 
  
  雪歩が着替えるために控室に入ったのを見送って、自分は一息ついた。 
128: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:38:10.72 ID:ZIWB37F5o
  
 響「大丈夫だよ。雪歩はもう、これぐらいのオーディションじゃビビらな……千早!」 
  
 千早「ふふっ、ちょっと来てみたの」 
  
129: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:38:37.68 ID:ZIWB37F5o
  
 千早「ええ、特に問題はないわね。先生も私のことをよく考えてくれる」 
  
 響「それなら良かった。千早はもっとボーカル、伸ばせるはずだからな」 
  
130: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:39:04.30 ID:ZIWB37F5o
  
 千早「ええ。もっと高みを目指せるのなら、そこに立って景色を見たいと思うでしょう?」 
  
 響「……そうだね」 
  
131: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:39:32.15 ID:ZIWB37F5o
  
 係員「では、オーディションを開始します。ご覧になる関係者の方はお入り下さい」 
  
 響「行こう、千早」 
  
132: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:40:02.57 ID:ZIWB37F5o
  
 千早「ねえ、響」 
  
  千早は小声で話しかけてくる。 
  
133: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:40:37.73 ID:ZIWB37F5o
  
  千早が言っていたのは、前回は無表情で座っていた監督だった。 
  あからさまに怖い表情になっている。 
  
 響「あの監督、一次審査の時は全然感情を出さなかったのに」 
134: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:41:09.95 ID:ZIWB37F5o
  
 響「雪歩、大丈夫かな……」 
  
 千早「大丈夫、って言っていたんでしょう? なら問題無いと思う」 
  
135: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:41:48.90 ID:ZIWB37F5o
  
  雪歩が立ち上がって、ゆっくりと返事をした。 
  思ったより余裕そうだ――と思ったけど、足が震えている。 
  
  一瞬、雪歩と目が合った。 
136: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:42:38.56 ID:ZIWB37F5o
  
 監督「それでは、お願いします」 
  
 雪歩「よろしくお願いします!」 
  
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