過去ログ - 雪歩「私と、インフェルノスターズ」
↓ 1- 覧 板 20
131: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:39:32.15 ID:ZIWB37F5o
係員「では、オーディションを開始します。ご覧になる関係者の方はお入り下さい」
響「行こう、千早」
132: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:40:02.57 ID:ZIWB37F5o
千早「ねえ、響」
千早は小声で話しかけてくる。
133: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:40:37.73 ID:ZIWB37F5o
千早が言っていたのは、前回は無表情で座っていた監督だった。
あからさまに怖い表情になっている。
響「あの監督、一次審査の時は全然感情を出さなかったのに」
134: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:41:09.95 ID:ZIWB37F5o
響「雪歩、大丈夫かな……」
千早「大丈夫、って言っていたんでしょう? なら問題無いと思う」
135: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:41:48.90 ID:ZIWB37F5o
雪歩が立ち上がって、ゆっくりと返事をした。
思ったより余裕そうだ――と思ったけど、足が震えている。
一瞬、雪歩と目が合った。
136: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:42:38.56 ID:ZIWB37F5o
監督「それでは、お願いします」
雪歩「よろしくお願いします!」
137: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:43:08.74 ID:ZIWB37F5o
◇
会場からの帰り道、雪歩はご機嫌だった。
自分と千早は少し後ろから、雪歩がスキップする姿を眺めている。
138: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:43:43.65 ID:ZIWB37F5o
雪歩は文句なしの一位だった。
これで、特番ドラマの主役は雪歩に決まった、ってことになる。
会場では喜びすぎて、係員さんに怒られてしまった。
139: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:44:12.82 ID:ZIWB37F5o
雪歩「私、みんなに支えてもらって、きっと強くなれた」
恥ずかしいけれど、と前置きした後に、雪歩は微笑む。
140: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:45:10.61 ID:ZIWB37F5o
雪歩「そ、そうかな。えへへ」
千早「ええ。ドラマでも頑張って」
141: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/05/09(金) 01:45:47.78 ID:ZIWB37F5o
……とりあえず今は、これだけ言ってしまおう。
響「雪歩さ、フェルノスのファーストライブの時、センターになって欲しいって自分が言ったのを覚えてる?」
147Res/55.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。