過去ログ - 雪歩「私と、インフェルノスターズ」
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17: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:29:29.55 ID:L59GazUZ0
響「だって、元々フェアリーの曲なんでしょ?」
黒井「……そうだ」
18: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:30:10.69 ID:L59GazUZ0
黒井社長は数秒黙って、静かに言った。
黒井「……プロジェクト・フェアリーは3人組だ。追加も脱退も認めない」
19: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:30:41.48 ID:L59GazUZ0
貴音「……ええ、その通りです」
響「貴音……」
20: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:31:29.88 ID:L59GazUZ0
黒井「……失礼する。曲に関しては一度手放したものだ、一任する」
黒井社長が出て行くと、再び楽屋は静かな空間へと変わっていく。
21: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:32:05.95 ID:L59GazUZ0
響「自分、美希と貴音が大切にしてくれた『3人のフェアリー』のこと、ちゃんと考えてなかった」
美希「……」
22: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:32:53.64 ID:L59GazUZ0
響「え?」
貴音「わたくし達プロジェクト・フェアリーは3人組です。響は今でも、フェアリーなのです」
23: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:33:49.14 ID:L59GazUZ0
響「両立……」
貴音「いつかわたくしと千早達は、ステージで対立するのですから」
24: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:34:58.30 ID:L59GazUZ0
貴音は自分の眼をまっすぐ見つめた。
貴音「あの曲を……『Melted Snow』を歌うインフェルノスターズと対戦することを、楽しみにしています」
25: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:35:38.59 ID:L59GazUZ0
すごく久しぶりに、ふたりと会話をした気がする。
最近はずっと忙しくて、たまにテレビ局ですれ違うような、そんな日々が続いていたから。
そういえば、
26: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:37:05.07 ID:L59GazUZ0
美希「響はなにか知らない?」
響「いや……最近、プロデューサーがずっと会議を休んでて」
27: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:37:40.41 ID:L59GazUZ0
□
『Melted Snow』の発売も、アナウンスもとりあえず保留にしておく。
というのが、自分と律子とプロデューサーで出した結論だった。
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