過去ログ - 雪歩「私と、インフェルノスターズ」
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24: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:34:58.30 ID:L59GazUZ0
貴音は自分の眼をまっすぐ見つめた。
貴音「あの曲を……『Melted Snow』を歌うインフェルノスターズと対戦することを、楽しみにしています」
25: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:35:38.59 ID:L59GazUZ0
すごく久しぶりに、ふたりと会話をした気がする。
最近はずっと忙しくて、たまにテレビ局ですれ違うような、そんな日々が続いていたから。
そういえば、
26: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:37:05.07 ID:L59GazUZ0
美希「響はなにか知らない?」
響「いや……最近、プロデューサーがずっと会議を休んでて」
27: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:37:40.41 ID:L59GazUZ0
□
『Melted Snow』の発売も、アナウンスもとりあえず保留にしておく。
というのが、自分と律子とプロデューサーで出した結論だった。
28: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:38:35.84 ID:L59GazUZ0
響「……よーし、雪歩。そろそろ移動するぞ」
雪歩「はーい。……それじゃあ、行ってくるね。真ちゃん」
29: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:39:02.45 ID:L59GazUZ0
雪歩と自分の変装もそろそろ板についてきて、自分も地下鉄のにおいに慣れてきていた。
響「雪歩。オーディション用の台本はどう?」
30: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:39:34.21 ID:L59GazUZ0
響「それなら良かった。このドラマは雪歩が出たい、ってずっと言ってたからなー」
雪歩「……この監督のドラマ、大好きなんだ」
31: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:40:01.13 ID:L59GazUZ0
響「うん! 『クリスマスライナー』のCM」
雪歩「あのCMも大好きだったなぁ」
32: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:40:42.60 ID:L59GazUZ0
雪歩「なんだか自信が無くなりそう……」
雪歩の手に力が入って、台本が少し折れる。
33: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:41:10.30 ID:L59GazUZ0
――
会場に入って、受付をしようと思った所で雪歩にスーツの裾を掴まれる。
34: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:41:49.15 ID:L59GazUZ0
響「元気づける?」
雪歩「うん。……響ちゃん、フェスの夜からずっと元気が無いから」
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