過去ログ - 雪歩「私と、インフェルノスターズ」
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50: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:39:10.43 ID:H4fGeLvE0
10人全員に同じ役柄ならまだしも、2人だけ?
そんなオーディション、自分だって受けたことが無い。
監督「ホワイトボードに今から、その組み合わせを貼ります」
51: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:40:05.20 ID:H4fGeLvE0
10分後から審査が始まる、と言って監督が退出する。
そんなに時間が無いのも珍しい……こんな抜き打ちテストみたいなオーディションで。
終わってすぐ、うららは雪歩に近づいた。自分も雪歩の横につく。
52: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:40:42.81 ID:H4fGeLvE0
響「……そんなに敵視してどうするんだ」
うらら「ライバルを敵視することが、なにかおかしいかしら?」
53: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:41:24.47 ID:H4fGeLvE0
アピールに失敗して、ポイントを失ったうらら達。
だからこそ、フェルノスの大逆転劇があって、優勝して。
うらら「元々アレは前後のユニットがアピールした分だけ、後にツケが回ってくるのよ」
54: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:42:31.92 ID:H4fGeLvE0
うらら「あなたまだ分からないの!? 私と萩原雪歩が同じ台本ってことは、どっちかしか通過できないの!」
響「……っ」
55: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:43:25.39 ID:H4fGeLvE0
雪歩「私は、うららちゃんが私達のことを嫌ってる理由、分かるよ」
うらら「……何よ、全部分かってるわけ?」
56: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:44:19.27 ID:H4fGeLvE0
彼女の手に力が入って、台本の表紙がくしゃりと折れる。
雪歩「だから、今は敵として、お互い高め合おう。がんばろう?」
57: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:45:04.81 ID:H4fGeLvE0
うらら「まるで自分が勝って当然だ、みたいな言い方ね。性格の悪さがにじみ出てるわよ?」
響「なっ……うらら、さすがに言い過ぎだよ!」
58: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:46:15.49 ID:H4fGeLvE0
うらら「……いいわよ」
雪歩「……」
59: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:46:59.07 ID:H4fGeLvE0
雪歩のことをよく分かっていないのは、自分だ。
雪歩「……響ちゃん」
60: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/03/12(水) 00:47:42.49 ID:H4fGeLvE0
響「うん……自分、良い結果を待ってるからね」
雪歩「ありがとう……頑張るよ!」
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