11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:06:49.82 ID:Y5VyRhna0
さやか「……って、あたしのことはどうでもよくって」
さやか「ねぇほむら、私らもどっか行かない?」
さやかは先程ほむらに遮られてしまっていた内容を切り出す。
ほむら「え……?」
さやか「マミさんが志望校に受かったら、お祝いも兼ねてみんなでさ。どう!?」
さやか「あんま遠くにはいけないから、近場の遊園地とかになっちゃうけどね」
ほむら「わぁっ、いいですね! きっと巴さん喜びますよ!」
盛り上がるほむらを見て
さやかは急にテンションを落として黙りこんでしまった。
ほむら「……?」
さやか「……仁美も誘ったら……来るかな?」
ポツリと呟いた。
ほむら「あ……」
先ほどまでの明るかった空気が一変する。
急に皆で出かけようだなんて言いだしたさやかを少し不思議に思っていたが
ほむらはそういうことか、と納得する。
巴マミを出汁にした訳ではないのだろうけれども
やはり半分は口実なのだ、と。
ほむら(親友なんだもの、仲直りしたい……よね)
さやかの悲しそうな横顔に何と答えていいかわからず、
ほむらは口をつぐんで並ぶ影を見つめる。
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