過去ログ - ほむら「願いの果て」2
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36:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 01:50:56.55 ID:J0pbJsXm0
 



   自宅とは反対方向に歩いた所にある橋の袂にたどり着くと、ほむらは寄りかかるように欄干に体を預けた。

   傾いた太陽の日を受ける遠くの街並みが、影によって生まれるオレンジと黒色の
   美しいコントラストをほむらの視界に映し出している。


ほむら(はぁ……)


   いつものほむらだったらこの光景を見て郷愁に似た感情を抱き、穏やかな気持ちになっただろう。

   しかし今は違った。
   
   一日の終わりを告げる夕焼けの空は、同時にあらゆる終焉を想起させ
   空虚な心に焦燥感ばかりを募らせる。

   夕暮れに沈みゆく街並みはほむらの心を理由もなくイラつかせ、陰鬱に染め上げていった。


ほむら(完全にあの夢のせいだ……)


   魔獣相手に思いっきり暴れれば、少しはこの気分が晴れるだろうか。
   それともこのやるせない感情は、繰り返す日常の中でいつしか心の奥底に埋没していくのだろうか。
   そんなことを考えながら目の前を流れ行く車を、無表情でただ眺めていた。

   それから信号機の色が三回ほど入れ替わった辺りで
   ようやく待ち人は現れた。


QB「やぁ待たせたね、ほむら」

ほむら「ん……」

QB「珍しいじゃないか、こんな早くから見回りだなんて」

QB「それに一度家にも帰ってはいないようだし、今日は何かあったのかい?」


   制服姿のほむらを見てキュゥべぇは言った。
 
 


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