過去ログ - 京太郎「牌のおねえさんフォーエバー」
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41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/30(木) 21:58:51.62 ID:zvF7NNHe0
来ましたか


42: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:00:42.32 ID:5OrcpmOh0
牌のおねえさん。瑞原はやりプロ。
ストロングポイントは和了スピード。防御でも抜群の安定感を誇る。

もしかしたらそんなプロと麻雀が打てて、指導までしてもらえるかもしれない。

以下略



43: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:01:48.47 ID:5OrcpmOh0
瑞原はやりという個人が持つ雰囲気と、美しい流線型によって描かれるおもちはマシュマロを想起させる。

口にしたい。コネコネしたい。そんな感想を抱かせる極上の甘さをもったおもちなのだ。


44: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:03:42.96 ID:5OrcpmOh0
このプロと一緒に仕事ができる……そう思うと、頬のニヤケが止まらず、ウキウキした足取りで帰宅することができた。

その後で、倍率の高さと試験の結果を思い出して一人凹んだわけだが。

同期のヤツには「情緒不安定過ぎてキモい」と言われた。
以下略



45: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:06:17.38 ID:5OrcpmOh0
そして俺が親の手番。

あまり良くない手牌と渋い顔をしながら睨めっこをしていた時に、予想外の合格採用の連絡が来たもんだから、携帯片手に思わず立ち上がって叫んでしまった。

同期のヤツには「きょーたろーが壊れちゃった……」と言われた。余計なお世話である。


46: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:08:45.67 ID:5OrcpmOh0
……そういう訳で瑞原はやりプロと一緒に仕事ができるようになった。

普段小さい子を相手にしているだけあって彼女の指導はわかりやすく優しく、でも決して甘くはない。これ以上ないくらいに理想的な指導だった。

彼女の交友範囲も広く、小鍛治プロや野依プロ、戒能プロに赤土プロといった豪華な面子とも知り合うことができた。
以下略



47: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:12:29.96 ID:5OrcpmOh0
魔物クラスのプロたちに揉まれまくった学生時代を過ごしただけあって、今の俺は男のプロの中でも結構強い方にいる……と思う。
少なくとも、プロ雀士カードで当たり扱いされる程度には活躍できている。

咲や和と同じ清澄出身ということで話題になることもあるし、それなりに貴重な実力のある男プロということで、麻雀に関する番組に呼ばれることもあった。

以下略



48: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:13:52.15 ID:5OrcpmOh0
その日の仕事は、学生麻雀大会の解説の代役だった。

本来の役目を請け負っていた人がギックリ腰で出られなくなったので、急遽として代役を務めることになったのだ。

俺も昔はお世話になったことだし、張り切って頑張ろうとした……のだが。
以下略



49: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:15:55.86 ID:5OrcpmOh0
仕事相手としては問題ない、それどころか最高の相手だった。
こちらの緊張を読み取って冗談で肩の力を抜いてくれたり、俺が失敗しそうになった時はすぐにフォローを入れてくれた。
これまた年上の女性で、俺たちはすぐに打ち解けた。

『だって、須賀プロって同世代との浮かれた話がないじゃない?』
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50: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:17:13.29 ID:5OrcpmOh0
この時は、何も問題ないと思っていた。

だってまさか、機材のトラブルで休憩中の会話が公共の場に流されているなんて、誰も思いやしないだろう。


51: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/01/30(木) 22:18:46.38 ID:5OrcpmOh0
この日、この瞬間からである。

周囲の女性の態度が変わっていった。

収録後に携帯を開くと、先輩方からの飲みの誘いメールが6件も着ていた。
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