過去ログ - 京太郎「牌のおねえさんフォーエバー」
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857: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/06/14(土) 02:54:53.42 ID:GmotdIm10
……小さくても、柔らかかった。

それ以上のことは語らない方が、お互いの名誉は守られるだろう。



照「美味しいね、これ」


露天風呂でのことなんて、まるで気にしていない風に旅館の人に用意された夕食を淡々と進める照さん。

どうしてあんなことをしたのか、何でさっきは怒っていたのか。

聞きたいことはあるけれど。


京太郎「……そうですね。見た目も味も飽きさせない、まさにおもてなしって感じの」


……きっと、この人自身にもわかっていないような気がする。

赤い瞳に俺の姿はどう映っているのか。

この旅行の中で、もう少し彼女のことを理解する必要があるかもしれない。

そして、彼女に俺のことを分かってもらう必要も。


京太郎「刺身もいいですね。山葵の辛味が生臭さを上手く消して、魚の旨味を引き立てています」

照「……辛いのは苦手」

京太郎「はは、ちょっとだけですから。せっかくだしチャレンジしてみてもいいかも?」


そんなことを考えながら、少しずつ箸を進めた。


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