過去ログ - 京太郎「牌のおねえさんフォーエバー」
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886: ◆gG/j6M0L3DcE[saga]
2014/07/14(月) 15:46:07.12 ID:D5ciLDaC0

【はっぴーばーすでー】




長い髪の先をクルクルと指で弄くりながら、我らが牌のおねえさんこと――瑞原はやりが、ぽつりと口を開いた。


はやり「不思議だなーって思うんだよね」


誕生日祝い、ということで予約して二人で訪れたレストラン。

窓ガラスに反射して映るはやりの頬は、ほんのりと赤い。

その原因はアルコールだけではないのだろう。


はやり「昔は早く大人になりたいなー、なんて思ってたのに」


駄目な大人にはなりたくないけど、立派な大人の女性になりたい。

そう思って年齢を重ねて、成長して。

ある一定の年を越えたら『我らが牌のおねえさんも御年3×歳か』だなんて言われるようになって。


はやり「誕生日が、ちょっとだけ憂鬱な日になったと思ってたら」



いっしょに手を握って、誕生日を喜んでくれる人が、来てくれた。


はやり「だからね、今年の誕生日は、きっと」


――はやりの人生の中で、一番幸せな日なんだよねっ☆


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