過去ログ - 京太郎「麻雀なんて、所詮遊びだろ」
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2014/05/16(金) 02:56:39.26 ID:gCMBfgwU0
それから数分後、やっと麻雀部部室前についた所で、彼は部室の入り口の扉に一枚張り紙が貼ってある事に気が付いた
『菅井君へ
もう遅いから先に帰るわね、全自動卓部室の中に入れたら鍵かけといて』
「……は？」
少年の手から力が抜けた
それと同時にゴトン、と鈍い音を立てて全自動卓が床にその足を下ろす
「………………………………」
長い沈黙、少年はさっきまで卓を掴んでいた両手を大きく広げた後力一杯握り締めて、張り紙が貼ってあった扉をじっと見つめていた
「ふっ……ふ……」
ゆっくりと少年の口が開いた、そこから大量の空気を吸ったあと彼はその息を一気吐き出す
「ふざっけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」
夕暮れ、ほぼ無人の旧校舎に怒りに燃える少年の怒声が響いた
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