過去ログ - ひろし(36)「ハニーの嘘つき!」嫁「アホなこと言ってないで起きて!」
1- 20
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/30(木) 02:47:50.44 ID:8Y22mLbR0
あんまり耐え切れなかったひろしは、こうして、朝から今までにやるべき仕事をすべてサボっている。
消耗戦覚悟で飯も食べていない位だ。
ていうかこの布団の中からホントに一歩も出ていない。

おかげで朝っぱらから、妻とはすったもんだの大げんかを繰り広げた。

――『もういい大人なんだから、アホな事言ってないで起きて!』

正論である。

けれどひろしはこう反駁した。

『だってだって! 寒いもん! だからやだもん! ぼく全裸だし、こんな中で布団出て、服着るとかムリ!
 絶対ムリ! おきないもんやだもんやだもんやだやだ絶対やーぁだああああぁぁぁ!!』ジタバタ
それでいいのか36歳。
『……。ひろたんのバカ! 勝手にすればいいわ!』

……そうして妻はその言葉を置き土産に、会社に行ってしまった。
彼女とは布団越しに口論になったので、どんな表情で家を出て行ったかは判らない。でもきっと怒っていたはずだ。

しかしこうなったら、ひろしとて意地である。

「……ハニーが謝るまでは、絶対にここからは出ないでござる!」

……なんてしょうもない男だろうか。

腕に抱えた目覚まし時計に目をやれば、時刻は既に午後六時。
冬の陽はもうとっくに沈んでいる。あれから丁度半日が経過したわけだ。

いつもなら買い物も済ませ、香の帰宅時間に合わせて夕食作りが進んでいる時間帯だったが、もちろん今の彼にはそのような行動、取る気にもなれない。

「しーらないっ、しーらないっ!」

子供か。

「布団に籠ったぼくは、いわば山に籠った山伏。夕ご飯を作るなんてそんな世俗的な事、修行中のぼくにはにつかわしくないでござる!」

真剣にアホな事言いながら寝返りを打つひろし。


その時であった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
4Res/4.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice