過去ログ - モバP「アイドル、だろ?」
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9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/01(土) 15:59:08.35 ID:M1p+iqog0
「……ずるいな。そう言われたら、それ以上突っ込めないよ」
「まぁ、こういう誤魔化し方だけは、ここ最近でうまくなったからな」
「誤魔化し方って自分で言うし」

加蓮の表情を盗み見ると、やや面白く無さそうに口を曲げて、窓の外へ視線を投げている。

「悪いな」
「……Pさんが謝る事じゃないよ」

その様子に思わず謝ってしまうと、加蓮は小さく息を吐いて、

「困らせてるのは私達の方だって自覚くらい、私にもあるから」

そんな事を言った。だからって聞きわけが良くなる私でもないけど、なんて呟きをその後に足して。
その呟きが車内を一回りして、まだ寒さの残る車内を暖める暖房の風に溶け込もうとするかしないかのうちに、

「あ〜あ、Pさんが凛に譲ってたら、私も便乗して一つ貰おうと思ってたのにな」

加蓮は、空気を変えようとしてか、一際明るい口調で言う。

「貰うって、湯呑をか?」
「そう。今の、四つ目でしょ? 最初に肇が送った湯呑は家に飾ってるって聞いてたから、二つ余ってると思って」
「よく知ってるな。確かに今は事務所に三つ置いてあるんだが」

凛ですら、事務所に置いてある湯呑が二つしかないと思っていた節があったんだが……

「まぁ、実を言うと、そういう二次災害を起こしかねないと思って、凛の頼みを断った節もある」
「ふふ、さすがだね」

そう言って笑う加蓮の視線を頬辺りに感じる。凛とは似ているようで違う、好奇心と優しさが混じったような視線だ。



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