過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」 part9
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14: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2014/02/01(土) 23:43:30.60 ID:gLjesAt+o

「ていうか、楓さんの能力ってそんなのだったのか?」

 ピィとちひろはこのことについては何も知らされておらず、今の情報は初めて知ったものだった。

「え?知らなかったの?」

「ま、まぁ多分楓さん自身も知らないことだし……。

ピィさん!ちひろさん!これは聞かなかったことで!」

 未央にこのことは口止めされる。

「な、なんでまた?」

「だってこれ以上楓さんに負担欠けるのはよくないでしょ」

「まぁ知らぬが仏ってやつだね。楓さんあの力に怯えてる節もあるから。

日常でちょっとしたことになら使えるけれど、人に向けて使うことを初めのころからかなり恐れてたからさ。

今回の暴走の件と、いくら自衛のためとはいえ能力を人に向けて使ったこと。

このこと覚えていたりすると、後のことが少し不安になるねー……」

 周子は、お茶を啜りながらそう言った。

「わ、わかりました……」

「ああ……わかったよ」

 二人は楓さんがこのプロダクションを訪れた時のことを思い出す。
 あの様子の楓さんを思い出せば、当然その力が思っていた以上に強力なものであるなんてことは言えないだろう。
 よって二人は黙秘することに承諾するしかなかった。



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