過去ログ - 【咲―Saki―】和「咲さんから須賀君を引き剥がしたい」
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27: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/03(月) 00:59:00.58 ID:jK9D9b23o

京太郎「…和」
和「え…?ん…っ♥」チュッ
京太郎「へへ…もーらい」
和「も、もぉ…!」

今ではこんな風にちょっと隙を見せたらキスしてくるんですから
まったく…やっぱり男なんて性欲ばかりの生き物なんですね
こんな低俗な生き物を咲さんの側に置いておくなんて断じて出来ません
やっぱり私が責任を持って処分するべきでしょう
今も証拠の写真を取れなかったままですしね

―― …それに…まぁ、今の時期は咲さんもデリケートですし

こんな時期に幼馴染が強姦容疑で逮捕されたとなったら咲さんの人生も滅茶苦茶です
それを防ぐ為には私がこうして我慢し続けるしかありません
えぇ、こんな生活なんてもう真平ごめんですけれど…でも、しかたがないんです
咲さんの為を思うならばこれが一番正しい事なんですから

京太郎「…和、好きだぞ」
和「〜〜っ♪…知りません…!」

まったく…二年もキス出来なかったヘタレのくせに口だけは上手いんですから
…いっそその口を塞いでしまいましょうか
…奇遇な事に…いえ、奇妙な事に私の唇もなんとなくもの寂しいですし…
でも、紅茶やクッキーて気分でもないですから……まぁたまには仕返ししても良いんじゃないでしょうか

和「…須賀君」
京太郎「ん?どうした?」

……そう思って呼びかけてみた瞬間、恥ずかしさが沸き上がってくるのは何故なんでしょうか
いや、こうして向き合うとどうしてもキスする事を意識してしまうというかなんと言うか…
その…視線が自然と須賀君の唇に吸い寄せられてしまって…

和「……」

男の人の唇ってあんまりジロジロ見たことないですけど、須賀君のは綺麗ですよね
ツヤツヤして色づきも良いし、ちょっと美味しそうにも見えるくらいです
触れた時の柔らかで包まれる感覚はその…ちょっとだけ気持ち良いですし…
ドキってした瞬間、身体の中がトロォってしちゃって…

京太郎「…和?」
和「ハッ…い、いえ、なんでもないです…!」

わ、私何を考えているんでしょう…
男の人に自分からキスしようだなんて…
い、いえ、仕返しはまだ良いんです
アレは私の正当な報復であり、復讐であるのですから
でも、その後に私は…しようじゃなくしたいってそう思って…

和「お、思ってません!思ってませんからね!」
京太郎「お、おう…」

そうです
あんなのは気の迷い…何かの間違いに決まっています
私がキスしたいのは世の中でただ一人咲さんだけなんですから
私がちゃんと勉強を教えてあげなければ大学すら一緒に行けないような男の唇に心惹かれるなんてありえません
何かの陰謀に決まっています!!!!



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