過去ログ - 【咲―Saki―】和「咲さんから須賀君を引き剥がしたい」
1- 20
31: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/03(月) 01:00:55.70 ID:jK9D9b23o

京太郎「あ、そうだ。和、例のところに就職決まったよ」
和「え?ほ、本当ですか!?」

嬉しい…!
やっと京太郎君の良さを分かってくれる企業がいたんですね…!
まったく…何処も京太郎君の真面目さを理解せずにお祈りばっかりで…
彼には沢山良いトコロがあるのに…本当に見る目が無いです
そんな企業ばっかりだから日本の景気が停滞しているんですよ、きっと
グローバルだって言う前にもっと国内の優秀な人材を発掘する事に力を向ければ、京太郎君の良さにも気づけたはずなのに
あ、いえ、あくまで一般論の…一般論の話ですけれどね

京太郎「あぁ…和が今日まで支えてくれたお陰だよ」
和「わ、私は何もやってませんよ」

…そもそもコネとは言え先に就職決まっちゃって正直気まずかったですし
お祈りされる度に落ち込む京太郎君の為に出来る事なんてあんまりなかったですから
精々が家事をやったりとかそのくらいで…頑張ったのは京太郎君自身です

京太郎「でも、俺、和が励ましてくれなかったらここまでやれたか分からないよ」
和「…そんな事はないですよ」

京太郎君は私が知る中で誰よりも努力家で立派な人なんですから
私が励ましたりしなくても立派に成果を出す事が出来たでしょう
…でも、そんな風に言われてあんまり悪い気はしません
どうしても頬がにやけて…いえ、それよりも…

和「それより今日はお祝いしないといけませんね」
京太郎「お…楽しみだな」
和「えぇ。楽しみにしておいてくださいね」

今日は普通にゴハンを作るつもりでしたけど、奮発して高いモノにしましょう
仕送りしてもらっている以上、流石にお寿司とかを取ったりは出来ないですけど…でも、自分に出来る最高のご馳走を振る舞えるように
今から仕込めば、まだ夕飯時にはギリギリ間に合うはずです
いえ、折角の記念日なのですし、間に合わさなければいけません

京太郎「でも、あんまり気張らなくても大丈夫だぞ。何時もの和の料理で十分ご馳走だからな」
和「ふふ…お世辞なんて言っても何も出ませんよ」
京太郎「本心だっての」

…まったく…そんな事言って
そんなに私を喜ばせてどうするつもりなんですか?
そんな優男みたいなセリフを言っても、京太郎君に靡いたりしないですよ
私の心はずっと咲さんのものなんですから
京太郎君と閨を共にするような関係になってもそれは変わりません
本当は別れたくって仕方ないですけど…でも、喘ぐ自分の姿を証拠としてビデオに撮るのが恥ずかしいだけです
実際、毎日沢山イかされて恥ずかしいセリフも一杯言っちゃってますし…まぁ、それはともかく

和「じゃあ、そのご馳走を作る為に買い物に付き合ってもらって良いですか?」
京太郎「勿論。荷物持ちはお任せあれってな」

本当はゆっくり休んで欲しいですけど、でも、ご馳走を作るとなれば材料だけでも大変な量になります
出来れば肉や魚はスーパーに並ぶような材料ではなく、ちゃんとしたお店で選びたいですし
そうなると移動する事が多くなるので京太郎君と一緒の方が色々と都合が良いはずです
それにまぁ…最近は京太郎君が就活で忙しくてデートらしいデートなんて出来なかったですし
ほんのちょっとの距離ですけど…でも、こうして一緒に歩くのもデート…ですよね?



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
82Res/71.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice